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「ギョンスさんこそ、何かありましたか？」
「え？ 何で」
「感じ取りました」
こわ〜と言いながらギョンスさんは笑った後、真面目な顔に変わった。
「うん。一番お気に入りの時間が誰かさんが寝坊したせいで無かったし、お母さんって言われたし。むかついてる」
「…私、のせいですか」
何か顔がにやけてしまう。
ギョンスさんは態と不機嫌そうな顔をしながら頷いた。
「ごめんなさい。来週は寝坊しません。あとギョンスさんはお母さんじゃないです。お兄ちゃんです」
「ん〜お兄ちゃんか」
ギョンスさんは一瞬悩んだ顔をした後、私の頭を撫でた。
「今は、ね」
そう言って自分のデスクに戻ってしまった。
少しだけ心が晴れた。
「明日、デートしましょうか」
寝る前にソファに二人で寝転んでリラックスしているとセフンさんは思いがけなくそう言った。
「はい！」
元気良く返事するとセフンさんは笑顔になった。
デート、たのしみ。
「A、おいで」
セフンさんの声に反応してベッドへと入る。
差し出された腕枕に遠慮がちに頭を乗せる。
「痛くないですか？痺れませんか？」
「全然。軽いです」
彼の顔が近い。
私の心臓の音、伝わってしまいそう。
セフンさんは私の手をとり、自分の指と指を絡み合わせる。
そして腕枕している手で私の後頭部を押して自分に引き寄せる。
部屋に響くリップ音。
額にセフンさんのキスが落とされると、おやすみ、と言った。
だけど私は煽情して、直ぐには眠れなかった。
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ひよこのこ(プロフ) - セフナさん» 本当に更新遅くなってしまい申し訳ないです(；＿；) 好みの作品と言って頂いて嬉しいです。 コメントありがとうございます！ (2016年12月4日 9時) (
レス) id: 5924cafef1 (このIDを非表示/違反報告)
セフナ - 更新がだいぶ前ですが、凄く好みの作品なのでよければ更新お願い致しますm(*_ _)m (2016年10月6日 11時) (レス) id: adf49a6633 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよこのこ | 作成日時：2016年3月31日 0時
