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私とセフンさんの出会いは一年前。
私がいる会社とセフンさんがいる会社での共同開発プロジェクトが始まった。
そこに私とセフンさんは担当を任され、一緒に仕事をすることになった。
勿論二人だけではなく、課長のド・ギョンスさん、あっちの会社の新入社員キム・ジョンデさんも。
仕事を一緒にしていく内にセフンさんの仕事に対する考えとか何でもできて器用なところに惹かれていった。
段々と仲良くなって、ご飯を一緒に食べることも増えていくほどに。
プロジェクトが始まってからセフンさんの事を考えない日はないぐらい、好きになってた。
なんとかプロジェクトは無事終了して、両会社同士で打ち上げとなった。
皆飲み、食べ、お祭騒ぎ。
すると私の隣に移動してきたのは、大分歳の離れた部長。
「Aちゃァん、今回の仕事おつかれ〜頑張ったご褒美に今日二人で抜け出さない？」
完全に酔ってる…怖い…
「え、いや、あの、顔近いです…。抜け出すのはちょっと…」
「じゃあ乳揉ませ『ガシャンッ！！！！！』
衝撃音がした方を見ると、セフンさんのグラスが割れていた。
「あ、すいません。Aさんと話すのが許せなくてグラス握り過ぎてしまいました」
どうやら思い切りグラスを握り、割りました。
凄い握力。
周りのみんなはドン引き。
というか相手部長ですよ、セフンさん…
「じゃ、じゃあ私は席移動するよ…」
だが部長はビビったのか素早く席を立ち、その席にセフンさんが移動してきた。
「驚かせてすいません」
そう言って優しく私に微笑むセフンさん。
お酒のせいなのか、セフンさんのせいなのか、全身が熱い。
「あの、今助けてくれてありがとうございました…！本当に助かりました。仕事の時も助けられてばっかりで…」
一緒に仕事していた時を思い出す。
ああ、もう一緒に仕事できないんだ、って思うと涙が込み上げてくる。
「いや、今のは本当に君が他の男と話して欲しくなくて」
「え…？」
それはどういう意味でしょうか。
期待して、いいのでしょうか。
「なんかAを独占したいんです。気持ち悪いですよね」
なんて、益々期待させちゃうようなこと言うから。
私の気持ちは溢れてしまった。
「大丈夫です。だって私、セフンさんが好きだから…」
彼は一瞬、困ったような顔をした。
そして、驚きのセフンさんの返答へと戻る。
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ひよこのこ(プロフ) - セフナさん» 本当に更新遅くなってしまい申し訳ないです(；＿；) 好みの作品と言って頂いて嬉しいです。 コメントありがとうございます！ (2016年12月4日 9時) (
レス) id: 5924cafef1 (このIDを非表示/違反報告)
セフナ - 更新がだいぶ前ですが、凄く好みの作品なのでよければ更新お願い致しますm(*_ _)m (2016年10月6日 11時) (レス) id: adf49a6633 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよこのこ | 作成日時：2016年3月31日 0時
