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JD「A？頭に包帯してる。大丈夫？」
ジョンデが長椅子に取り残された Aに気付いて隣に座って声をかけた。
BH「階段から突き落とされた時に切れたみたいで少し縫ったんだけど・・」
チャニョルが包帯にそっと触れて Aの顔を覗き込んだ。
CY「A？おい、A？」
呼びかけているのに返事をしない。
ジョンインが正面にしゃがみ込んで顔を見上げる。
JI「ヌナ？どうしたの？ヌナ！」
俯いている Aと視線がかみ合わない。
BH「病院に着いてからずっとそうなんだ・・・・なんにも反応しない」
ベッキョンが目を伏せた。
CY「A、しっかりしろよ！どうしたんだよ！」
BH「レンガ持った三人組のサセンに襲われて・・・庇う為にセフンがAに覆いかぶさったんだ」
XM「目の前で倒れたのか・・・」
SU「なんてことを・・・」
BH「救急車の中でずっとセフンの名前を呼んでたんだけど、検査とかで離されてから何もしゃべらなくなっちゃって・・」
JI「ヌナ・・・・」
ジョンインは Aの手を握って心配そうに見つめた。
握った手がひどく冷たかった。
CEO「犯人たちは先の侵入犯の仲間だそうだ」
音もなくドアが開いて代表が入って来た。
SU「代表・・・」
CEO「セフンの血がついたレンガを持ち去ろうとした他の仲間もみんな逮捕されたよ。ただ、二人が被っていたという帽子は見つかっていない」
一同は言葉を無くす。
XM「セフンは大丈夫なんでしょうか」
ミンソクが声を振り絞った。
CEO「今はなんとも言えない。目を覚まさない限り脳への障害も・・・」
JD「代表！Aの耳に入ります。ここでは・・・」
ジョンデが咄嗟に代表の言葉を遮る。
CEO「あ、ああ・・そうだな」
代表が Aを見た。
JI「ヌナ・・・・・戻ってきてヌナ。セフンを見守らなきゃ」
涙で震えた声でジョンインが Aに告げた。
KS「ジョンイン・・・」
CEO「Aは私が連れて帰って面倒を」
XM「いえ、俺たちで」
ミンソクが代表の言葉を遮る。
CEO「やれるのか？」
XM「こんな騒ぎになればスケジュールは大幅に変更ですよね。俺たちは宿舎で缶詰になる」
CEO「・・・・・」
XM「慣れた環境に置いた方がいいと思います。お手伝いさんもいるし」
CEO「・・わかった」
改めて連絡をするまで全員宿舎で待機することとなり、代表は病院を後にした。
BH「ついていくんじゃなかった・・・」
ベッキョンが小さな声で呟いた。
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〜NAE〜(プロフ) - にゃんさん» あっありがとうございます(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ 頑張ります！！！(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ (2017年8月27日 6時) (
レス) id: b1ae71ac5c (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - NAEさんのお話、すごく好きです！これからも更新楽しみにしています。応援してます！ (2017年8月26日 20時) (レス) id: 87856bb923 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2017年8月26日 0時
