4 ページ27
ss1「消えろ邪魔者！！！」
一人の少女がレンガを振り上げると残る二人も続いて振り上げた。
(殴られるっ)
Aはきつく目を閉じた。
−ガッ！ガッ！ガッ！−
鈍い音が聞こえた。
ss2「ひっ！！！！」
ss3「な・・・なんで・・・・」
BH「セフンー！！！！！！！！！」
辺りに静寂が過った。
(あれ？・・・・痛く・・・ない・・・・・・・・・顔になにか零れてき)
Aが目を開く。
「・・・・・・え？」
目の前にセフンの顔があった。
SE「ヌ・・・・・ナ・・・・・・」
ふわりと儚げな笑顔をみせたセフンが、Aに上に倒れ込んだ。
「なに？・・・・セフ・・・・・セフン？・・・・どうしたの？ねえ・・・セフン？」
広げて床に落ちていた手をなんとか動かしてセフンの体を揺らす。
セフンはぴくりとも動かない。
(視界が赤い・・・・・細くて薄いセフンの体が・・・・力が抜けてすごく重くて・・・動かない・・・)
Aは必死にセフンを起こそうと体を揺らす。
(セフンが動かない・・・・・顔が見たいのに・・・・どうして？・・・・なんでこんなに世界が赤いの・・・？)
Aの目は真っ赤に染まっていた。
ss3「いやぁああ！！セフンオッパ！！」
ss1「どうして・・・・この女を狙ったのに・・・」
ss2「どうしようっ！セフンの頭っ頭がっ」
セフンと Aを取り囲んだ少女たちがうろたえて叫び始めた。
BH「どけ！！！！お前らみんなどけぇ！！！！！！」
2階にいたベッキョンが集団を押し分けて階段を駆け下りたきた。
3人の少女たちも突き飛ばしてセフンと Aに駆け寄る。
BH「セフン！！！セフン！！しっかりしろ！！！！」
ベッキョンが大声で叫んでもセフンは動かなかった。
「警察呼んで！！！」
「救急車！！」
群衆がその周りを囲み始めて口々に叫んだ。
「セフン？・・・ねえ、起きてセフン・・・・」
BH「意識がない！どうしよう！血・・・血がっ・・・・・誰か救急車！！！」
ベッキョンがセフンの状態を見て叫ぶ。
周りに助けを求めようと見回すと、犯人の少女たちが目に入った。
BH「お前らそこ動くなよ！！！！！！！！」
物凄い形相で睨み怒鳴りつけるベッキョン。
「レンガ持ってるぞ！」
「捕まえておけ！！！」
群衆の中の男たちが動いた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 489人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
〜NAE〜(プロフ) - にゃんさん» あっありがとうございます(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ 頑張ります！！！(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ (2017年8月27日 6時) (
レス) id: b1ae71ac5c (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - NAEさんのお話、すごく好きです！これからも更新楽しみにしています。応援してます！ (2017年8月26日 20時) (レス) id: 87856bb923 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2017年8月26日 0時
