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KE「こんなところに Aを閉じ込めて、あいつはヘラヘラ笑って女の子たちに愛想振りまいてるんだろ？芸能人なんて真っ当な仕事じゃないし、たくさんの女の子たちに愛想振りまいてお金貰ってるような奴信用するなんて Aはおかし」
−パンッ−
乾いた音がダイニングに響いた。
KE「A・・」
恵介の頬を Aが打った。
「セフンと皆を侮辱するのは許さない。みんながどれだけ努力して、苦労してあの場所に立ってるか知りもしないくせに。お仕事をすることがどんなに大変かなにも知らないくせに」
Aの怒った顔を恵介は初めて見ていた。
「そんな風に思うあんたとはもう話をしたくない。帰って。すぐに帰国しなさい」
Aは立ち上がった。
恵介は慌てて Aの手を掴んで取り縋った。
KE「ごめんなさいっ。本心じゃないんだ。Aを取られたのが悔しくて・・八つ当たりした。ごめんなさい！」
「・・・」
KE「ちゃんと話をしよう A。一番上のお兄さんも言ってた。落ち着いて話をしようって」
「ミンソギオッパが？・・」
KE「ちゃんと聞くから。ちゃんと話して A。もう酷い事言わない。思わないからっ」
Aは静かに椅子に腰を下ろした。
そうして、これまでの事を二人は話した。
会わずにいた８年間。
実の母親が亡くなった時にどうやって真実を知ったのか。
韓国で Aの身の上に起きた事。
セフンを愛している事。
恵介はただ黙って聞いていた。
恵介も Aを失ってからの８年間を話した。
父親の会社を継ぐ事。
クレアが Aを心配している事。
お祖母ちゃんも会いたがっている事。
そして
「どうして金髪に染めてるの？」
KE「Aが帰ってこないのは僕が父さんに似てるからかなって思って」
「なにそれ？」
KE「僕が小さいころは髪も目も色が違ったから誰も気付かなかっただろ？顔はイギリス寄りだから染めれば外国人に見えるじゃん」
「そんな理由なの？」
KE「この方がモテるし・・」
Aは声を上げて笑い出した。
「いつからそんな女たらしになったのよ恵介」
Aはお腹を抱えて笑った。
KE「だって！・・Aがいないから寂しくて。モテると女の子たちが常に周りにいるからさ、気が紛れるし・・」
可愛いのか可愛くないのか不思議な理由だった。
SE「[英語]そこらにいる女たちで代替えするなよバカ弟」
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〜NAE〜(プロフ) - にゃんさん» あっありがとうございます(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ 頑張ります！！！(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ (2017年8月27日 6時) (
レス) id: b1ae71ac5c (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - NAEさんのお話、すごく好きです！これからも更新楽しみにしています。応援してます！ (2017年8月26日 20時) (レス) id: 87856bb923 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2017年8月26日 0時
