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手際よくお手伝いさんが作っておいてくれたご飯の準備をしながらジョンデが言った。
「・・・欲しくない」
SE「俺の食べさせてあげるから、一口食べたら許してあげる」
セフンが隣に座って俯いている Aの頭を撫でた。
JD「はいよー。これでみんなのも揃ったねー食べよー」
KS「ありがとねジョンデ」
CY「お手伝いさんいつもありがとう！」
BH「いいにおーい」
JI「俺ご飯大盛にしてー」
JD「してあるー」
病室と同じく皆がそろうと途端ににぎやかになる。
SE「はい、ヌナ。ふーふー。あーんして」
セフンが湯気の立つスープに匙に少しすくったご飯を浸してから息を吹きかけて熱を逃がす。
匙を Aの口元へ差し出した。
「んんー」
Aは眉間にしわを寄せて口をきゅっと結びそっぽを向いた。
SE「食べなきゃ怒っちゃうよ？」
セフンはしれっとした顔で匙を差し出しまま言った。
「・・・・・あー」
観念した Aが口を開けてセフンの方を見た。
SE「ん」
「もぐも・・・・・・・んぐっ」
SE「今なんか無理矢理飲み込んだ？」
「けふっ・・・・食べた」
口の中が空なのを見せる A。
SE「・・・もう一口いってみよっか」
「やだ。一口だけでいいって言った」
またプイッとそっぽを向く A。
SE「もー」
SU「まあ、最初の約束は守ったな」
XM「えらいえらい」
JD「あ、A、お水飲む？」
「うん」
JD「持ってくる―」
ジョンデがキッチンへ立った。
SE「もぐもぐ・・・んー、体に染みるぅ、このスープ」
セフンが美味しそうに食べる。
CY「なんかジジクサイな」
「セフンおいしい？」
ジョンデから水を受け取って落ち着いた Aがセフンの顔を見つめて言う。
SE「うん。あったかくて優しい味ですっごいおいしい。ヌナもう一口食べる？」
「ううん。食べてるセフン見てる」
SE「見つめられたら食べづらいよ」
「んー」
水が入っているコップに視線を落とす A。
SE「食べ終わったら一緒に寝ようね」
「うん」
BH「おいこらイチャつくな」
ベッキョンが目ざとく注意する。
SE「いちゃついてなんかいませんー。普通ですー」
BH「ぐぎぎ」
SU「まあまあ。しばらくは我慢しよう」
BH「しばらく、ね」
ベッキョンが鼻息荒くご飯を食べ進めていく。
KS「あ、セフンも Aも薬あるから寝る前に飲みなよ」
SE「はーい」
１日振りに全員が揃った宿舎での食事が滞りなく進んでいった。
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〜NAE〜(プロフ) - にゃんさん» あっありがとうございます(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ 頑張ります！！！(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ (2017年8月27日 6時) (
レス) id: b1ae71ac5c (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - NAEさんのお話、すごく好きです！これからも更新楽しみにしています。応援してます！ (2017年8月26日 20時) (レス) id: 87856bb923 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2017年8月26日 0時
