487 ページ7
光輝がダンス吹替えで撮影に参加しているドラマの放送が開始された。
世間の評判は上々のようで
並行して行われている撮影は順調に進んでいた。
あれ以来光輝はラブシーンのリハーサルに駆り出されるようになり
初回だけではなく数回台本に書かれているキスシーンや同じベッドに横になるシーンのリハーサルはまず光輝で行って本番のホンギに繋ぐ異例の光景が当たり前になった。
CY「光輝オッパ、ケーキ好きですか？」
すっかり仲良くなったチェヨンが光輝に笑顔で言った。
「甘いの得意じゃないけどどうした？」
チェヨンが困った顔をした。
「なんだよｗ
差し入れ持ってきたのか？」
チェヨンがこくりと頷く。
「ありがたく頂くよｗ
ホンギヒョン呼んで来る」
CY「あっ」
チェヨンが小さな悲鳴を上げた。
「ん？」
光輝が足を止めてチェヨンを見る。
CY「オッパと私の分しか・・」
小さな小さなチェヨンの声。
光輝は顔が熱くなるのを感じた。
「・・・二つしかないなら
お前の控室で一緒に食べていい？」
光輝もチェヨンにしか聞こえない声量で少し距離を縮めて告げた。
･
･
･
『帰り遅くなるから夕飯は出前取って食っといて』
今月に入って何度目かのその電話をJINは「了解」と返事をして終えた。
JM「ヌナまだ仕事なの？」
JINの受け答えで内容を推測したジミンがつまらなさそうに聞いた。
SK「テヒョンァもドラマ撮影大変だったろ」
JM「テヒョンァはハンソンだったけどヌナはダンスシーンの吹替えだけなのに随分出番多いんだね？」
JG「どうしたの？」
兄達の間をすり抜けてテレビにまっすぐ向かうジョングク。
JM「ヌナがまた夕飯に間に合わないって」
JG「そうなんだ？
ドラマ忙しいんだねぇ」
言いながらテレビをつけている。
TH「なに？」
JG「今日ヌナが吹き替えたシーンなんだって♡」
関係者に確認を取ったらしいジョングクがソファの真ん中に座ってドラマを見始めた。
宿舎にいる全員がテレビ前に集合した。
･
光輝が出ているシーンが来ると全員が大盛り上がりする。
SK「やー！上手く顔が映らないように撮ってるなぁ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 196人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
〜NAE〜(プロフ) - rikoさん» rikoさんこんばんわ＾＾ とってもありがたいお言葉ありがとうございます！！！またしても難産期突入で頭抱えながらですみません＞＜。これからもよろしくお願い致します！！ (2021年7月19日 23時) (
レス) id: ff9e46a691 (このIDを非表示/違反報告)
riko(プロフ) - 更新お疲れ様です！お話ワクワクしながら読んでいます。続きも楽しみです！ (2021年7月18日 23時) (レス) id: 7d25cd713b (このIDを非表示/違反報告)
〜NAE〜(プロフ) - Sachiさん» Sachi様、温かいお言葉ありがとうございます＞＜。頑張りますT^T (2021年7月14日 23時) (レス) id: ff9e46a691 (このIDを非表示/違反報告)
Sachi(プロフ) - 続きがすごく気になります。無理せずゆっくりでいいので、更新楽しみに待ってます。 (2021年7月13日 7時) (レス) id: 36ee1af249 (このIDを非表示/違反報告)
〜NAE〜(プロフ) - たるぎうゆさん» 美味しそうなお名前のたるぎうゆさん、コメントありがとうございます！有り難いが過ぎるお言葉ほんとうにありがとうございますT^T (2021年5月30日 1時) (レス) id: ff9e46a691 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2020年9月6日 17時
