520 ページ40
脅えた声がSUGAに届く。
YG「どうしたんだよ、しっかりしろ」
「オレ、オレ」
支えようと手を伸ばしたSUGAの目の前で光輝が倒れた。
YG「光輝！！！」
咄嗟に抱き留めたSUGAが一緒に床に座り込む。
YG「光輝！！しっかりしろ！！」
腕の中でぐったりしている光輝。
YG「光輝！！」
SUGAの大声に気がついたスタッフたちが走り寄る足音の中
光輝の手にプロテクターが握られている事に気が付いたSUGA。
YG(なんでプロテクター外して、、)
ふと目をやるSUGA。
YG「！？」
見間違いかもしれない。
だが咄嗟にSUGAは光輝を抱っこするような態勢で持ち上げた。
YG「車出して下さい！すぐに光輝を病院へ」
騒ぎ始めたスタッフに吠えるとその中の一人が「こちらへ！」と返事を返した。
･
･
･
･
･
病院に担ぎ込まれた光輝は緊急処置室に運び込まれても目を覚ますことはなくそのまま入院になってしまった。
マネージャーとスタッフに後を任せて宿舎に戻ったのは夜も更けていた。
宿舎には当然のごとく全員が起きて待っていて
玄関をくぐったSUGAをマンネラインが取り囲んだ。
YG「邪魔」
玄関で足止めされて迷惑そうに言い放ったSUGAがマンネラインを引き連れてリビングに入る。
NJ「お疲れ様でしたヒョン」
HS「ヌナ大丈夫そう？」
SK「大変だったな」
ソファにドカッと座って大きく息を吐いたSUGA。
JG「ヌナどんな感じ？」
JM「入院長引きそう？」
TH「ユンギヒョン〜〜」
SUGAは病院からの帰り道ずっと考えていた。
質問攻めにされるであろうその答え方について。
YG「とりあえず予定してた精密検査やってもらうことになった。
これで原因がわかるだろ」
JG「うぅ・・可哀想なヌナ」
JM「明日お見舞いにいこ？グガ」
TH「俺も行く・・」
SK「検査の邪魔になるから明日はやめなさい」
JM「マネヒョンに聞いておくよぅ」
HS「原因さえわかれば、ね・・」
NJ「ファニヒョン達に連絡行ってるかな」
全員が同じ不安に駆られている。
SUGAは目を閉じて言い知れぬ不安を体の中から押し出そうと試みていた。
･
･
･
･
精密検査を行った翌日。
事務所から連絡を受けていた伯母と三男が光輝の傍についていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 196人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
〜NAE〜(プロフ) - rikoさん» rikoさんこんばんわ＾＾ とってもありがたいお言葉ありがとうございます！！！またしても難産期突入で頭抱えながらですみません＞＜。これからもよろしくお願い致します！！ (2021年7月19日 23時) (
レス) id: ff9e46a691 (このIDを非表示/違反報告)
riko(プロフ) - 更新お疲れ様です！お話ワクワクしながら読んでいます。続きも楽しみです！ (2021年7月18日 23時) (レス) id: 7d25cd713b (このIDを非表示/違反報告)
〜NAE〜(プロフ) - Sachiさん» Sachi様、温かいお言葉ありがとうございます＞＜。頑張りますT^T (2021年7月14日 23時) (レス) id: ff9e46a691 (このIDを非表示/違反報告)
Sachi(プロフ) - 続きがすごく気になります。無理せずゆっくりでいいので、更新楽しみに待ってます。 (2021年7月13日 7時) (レス) id: 36ee1af249 (このIDを非表示/違反報告)
〜NAE〜(プロフ) - たるぎうゆさん» 美味しそうなお名前のたるぎうゆさん、コメントありがとうございます！有り難いが過ぎるお言葉ほんとうにありがとうございますT^T (2021年5月30日 1時) (レス) id: ff9e46a691 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2020年9月6日 17時
