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立ち上がる際にまた呻いた。
SUGAが傍に来るとそちらにも手を伸ばす光輝。
ジミンが体を離すとするりと左側に、右側にSUGAが立ち肩を担ぐ。
HS「おやすみなさいヌナ。
あとでお水持って行くね」
SK「おやすみー」
NJ「おやすみなさいヌナ」
TH「あとでお部屋行くねヌナ!」
背中に投げかけてくれる声に手を振って答える光輝だったが、一人足りない事に触れぬまま部屋に戻った。
JM「いつでも呼んでね。
携帯鳴らしてくれたら飛んでくるから」
ベッドに寝かせてもらうまでやってもらった光輝にジミンが布団を掛けながら言った。
「お前が携帯の音で起きるのか?w」
JM「着信音最大にしとくから♪」
「ホソガが気の毒だからやめろw」
YG「じゃな」
「おう」
SUGAがジミンを伴って退室した。
お腹も満たされて光輝は余計なことを頭から追い払って目を閉じた。
・
・
どのくらい時間がたったのかわからないが何かの音が耳を付いた。
「ん・・?」
光輝がベッドの中で目をあけた。
「だれだ?」
耳を付いた音はドアが開く音で、光輝はぼやけた視界に誰かを確認した。
問い掛けに答えはない。
「誰だよ」
目を擦って体を起こそうとして
「うっ」
足の痛みに呻いた。
JG「俺だよヌナ」
ジョングクが声を掛けてからそっと近づいてきた。
「なにやってんだ。
何時だよ今」
息を吐きながら光輝が言う。
JG「夜中だよ。
ヌナ、お手洗い大丈夫かなって思って」
不貞腐れたような声に光輝が吹き出す。
「そこは無理してでも行くから大丈夫だよ」
JG「みんな寝てるから俺が連れてってあげる」
順番を待っていたかのようで光輝は困った顔で笑う。
「いいって。
戻って寝な」
JG「・・・」
よほど罰が堪えている様子が見て取れた。
「・・・はぁ。
誰も居なかったらお前呼ぶから今はいいって」
光輝の言葉にジョングクが俯いた顔で上目遣いを寄越す。
JG「・・俺の事キライになった?」
辛そうな目が光輝に向けられた。
JG「俺が悪いのはわかってるけど・・
嫌われたみたいで胸が苦しい」
「そう思うならこれからの行動を改めればいいだろ」
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〜NAE〜(プロフ) - はるかさん» ありがとうございます! (2020年4月28日 5時) (レス) id: ff9e46a691 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 更新は自分のペースしてくださいね。でもペースを守りながら更新頑張ってください! (2020年4月28日 1時) (レス) id: bcff119160 (このIDを非表示/違反報告)
〜NAE〜(プロフ) - はるかさん» 初めましてはるかさん!コメントありがとうございますT^T待っていて下さる方のお声を聞けるのはとてもありがたいことです!不甲斐なくて申し訳ありませんT^T頑張ります! (2020年4月27日 6時) (レス) id: ff9e46a691 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 更新1話だけ……(悪い意味じゃないです) (2020年4月27日 1時) (レス) id: bcff119160 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:〜NAE〜 | 作成日時:2020年3月20日 23時