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MG「どうしてちゃんと注意してなかったんだ!!!」






マネージャーの怒声が廊下まで響いている。







MG「お前のせいでドクターストップがかかったんだぞ!!!」





JY「すっすみませっ・・
 先輩に呼ばれて慌ててしまって」





MG「スタッフの分際でタレントに怪我させるなんざ・・・
 このやろう!!!!!」







 「ヒョン!!」







光輝が飛び込んだ先で目に留まったのは振り上げられた拳。






-ドカッ! ドン!






 「いっ・・」





MG「光輝!?」






マネージャーの拳をもろに受けて後ろに吹っ飛んだ光輝が殴られかけたスタッフにぶつかって止まった。






JY「こ、こ、光輝さ、」





 「かー・・星飛んだ」





殴られた頬を押さえて頭を数回振った光輝がマネージャーに向き直る。






MG「お前、なんで!」





 「はぁ・・
 ヒョンのゴリラみたいな手で殴ったら死んじゃうよこいつ」





MG「お前、顔っ」





みるみる腫れていく光輝の顔にマネージャーの顔は蒼白していく。






 「殴られんのは慣れてるからヘーキ。いてて」




口の端が切れたようで血が滴る。





JY「ご、ご、ご、ごめん、なさい。ぼ、ぼぼ僕なんかのせいでっ」





光輝を支えたまま震えてどもる新人スタッフ。





光輝は彼の方を向いてにっこり笑った。





 「お前も落ち付いて。オレは大丈夫。
 お前こそ大丈夫か?オレがぶつかって痛かったろ」




新人はポロポロと涙を零した。





 「新人なんだし慣れない状況で慌てるのは無理ないじゃん。
 オレもヒョンもグガから目を離したんだからこいつだけのせいにしたら気の毒だろ。
 落ち着けよヒョン」




MG「だ、でも!そいつ!」




 「いいから。ヒョンはグガの様子見て来て」




MG「話はまだ終わってなっ」




 「ゴリラに睨まれたままじゃぶるっちゃって話になんねぇよ。
 さっさとグガんとこ行けって。マンネが不安がるだろ」




MG「っ・・・・
 わかったよ!」





ドスドスと怒りをにじませた足音でマネージャーが部屋を出て行った。




やっと周りが静かになると光輝は





 「お前なんて名前?」




JY「キ、キム・・キムジョ、ジョンヒョク、です、うう」





泣き過ぎて上手く名前も言えなくなっている新人の頭を撫でる光輝。





 「泣くなって。ごめんな、怖かったろ。
 あのゴリラ、弟思いだから許してやって」




JY「ぼっ僕が、いけないんですっ」

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〜NAE〜(プロフ) - はるかさん» ありがとうございます! (2020年4月28日 5時) (レス) id: ff9e46a691 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 更新は自分のペースしてくださいね。でもペースを守りながら更新頑張ってください! (2020年4月28日 1時) (レス) id: bcff119160 (このIDを非表示/違反報告)
〜NAE〜(プロフ) - はるかさん» 初めましてはるかさん!コメントありがとうございますT^T待っていて下さる方のお声を聞けるのはとてもありがたいことです!不甲斐なくて申し訳ありませんT^T頑張ります! (2020年4月27日 6時) (レス) id: ff9e46a691 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 更新1話だけ……(悪い意味じゃないです) (2020年4月27日 1時) (レス) id: bcff119160 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:〜NAE〜 | 作成日時:2020年3月20日 23時

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