364※あの冬のお話です※ ページ24
撮影で疲れたメンバー達は早々に自室に戻っていた宿舎内。
RMとSUGAは安定の事務所作業室で作業をしていて帰宅していない。
家事を終えて風呂も済ませた光輝が寝床にしているソファに向かおうとした夜。
携帯が着信を告げた。
「おうジョンイナ、どうした？」
EXOのカイからだった。
「今？
そろそろ寝ようとして・・・どうしたんだよお前、声が変だぞ？」
要領を得ない電話に光輝は首を傾げる。
「病院？どうかしたのか？
え？」
光輝はテレビの電源を入れた。
･
･
「・・・・・・。
すぐ行く」
電話を切ると寝間着から着替えて足早に玄関に向かう光輝の顔は青ざめていた。
･
24時間態勢で控えているコンシェルジュが光輝を見つけると声をかけたが
いつも朗らかに挨拶を返してくれる光輝が気が付かなかったようでそのまま玄関から出て行ってしまった。
敷地外に出て大きな道路に出るとタクシーを探す光輝。
そして思い出したかのように携帯を耳に押し当てた。
しばらくコールした後相手が出る。
「ごめん、寝てたよねヒョン」
完全に寝ぼけた声のマネージャー。
「オレ今から出るからエドラの面倒頼む。ごめん」
それだけ一方的に言うと電話を切った光輝はタクシーを捕まえて飛び乗った。
･
･
･
･
訪れた先には似つかわしくない人数の人垣が形成されていて、時間帯を錯覚しそうになる。
群衆の声が車の中にまで聞こえてくる。
光輝はそれらを見ない様にして裏口に回ってもらったタクシーから降りるとすぐに顔見知りのスタッフたちを見つけてしまった。
誰も言葉を交わさない。
目や顔で合図だけ送り合って光輝は中へと進む。
･
･
大勢の関係者などが入り乱れて騒がしい場所を過ぎたそこは異様なほど静かだった。
立ち尽くしている4人の影。
光輝はゆっくりと足を進める。
見慣れない白く大きな箱。
そして
その向こうにある見慣れた笑顔の写真。
4人の間を通る光輝。
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〜NAE〜(プロフ) - 貴子！さん» 温かいお言葉ありがとうございます♪ これからもよろしくお願い致します貴子！さんｖｖｖ (2020年2月11日 0時) (
レス) id: b1ae71ac5c (このIDを非表示/違反報告)
〜NAE〜(プロフ) - 貴子！さん» 貴子！さんお知恵ありがとうございます＾＾ 少し絵が見えて来たので煮詰めてみます！今作で入れさせて頂くか新たな物語を展開させるかはまだまったくの未定ですが公開出来た暁にはよろしくお願い致します＾＾ (2020年2月11日 0時) (レス) id: b1ae71ac5c (このIDを非表示/違反報告)
貴子！ - これからも頑張って下さい (2020年2月10日 20時) (レス) id: dd8ee0aa25 (このIDを非表示/違反報告)
貴子！ - 違う作品でもいいです！！その作品で、防弾少年団7人の絆を深めていく感じがいいです！！ぐくメインで！お願いします！ (2020年2月10日 19時) (レス) id: dd8ee0aa25 (このIDを非表示/違反報告)
〜NAE〜(プロフ) - 貴子！さん» 貴子！さん、リクエストありがとうございます＾＾ この「Call my ・・・」の中で読みたいですか？それとも別の作品として読みたいですか？＾＾「Call my・・・」の中で考えてみると光輝くんが発狂しそうなんですがorz (2020年2月10日 6時) (レス) id: b1ae71ac5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2019年11月10日 8時
