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ジミンの気持ちが痛いほどよくわかっているメンバー。
SK「ジミンの気持ちが落ち着くまでそっとしとこうと思って出て来た」
JG「ジミニヒョン・・泣いてた」
腕の中で苦しそうな声を出したジョングクをきつく抱き締めてから
「お前まで泣くな。大丈夫だから」
そうしていると静かに開いたドア。
Vがそっと出て来た。
零れそうな涙を堪えているVを見て頬を撫でる光輝。
2人から離れて声もなく光輝が中に入った。
心なしか薄暗い部屋の中にはスタッフの姿はなく、奥のソファに膝を抱えて蹲っているフードを被ったジミンがいる。
近付いてもジミンは顔を上げなかった。
傍まで行くとフードを被った頭を撫でる。
JM「ヌナ・・」
その手に気付いてやっと顔をあげるジミン。
目の下にクマが出来ていた。
「寝てないのかお前」
ジミンは答えない。
光輝はジミンから少し離れた場所に座った。
「こっち」
短く伝えると怪訝そうな顔のジミンが立ち上がって光輝の前にやってくる。
ジミンの手を取って引き寄せると向かい合わせになって座るように促す。
光輝の膝の上に子供の様に座るジミン。
光輝はジミンを抱き締めた。
「我慢すんな」
JM「っ・・」
光輝の肩に顔を埋めてジミンは声を上げて泣き出した。
光輝は黙って震えながら泣いているジミンの頭や背中を撫で続けた。
どのくらい時間がたったかわからない頃、遠慮がちに開くドア。
ひょこっと顔を出したJ-HOPEが中を見渡した。
HS「あ・・」
「しー」
ジミンの背中越しに唇に立てた指を当てて光輝が囁く。
ジミンは光輝の膝の上でじっとしている様だった。
J-HOPEが後ろにも静かにするように伝えて6人が音を立てないようにして入ってきた。
YG「寝てんのか?」
「おう。昨日眠れなかったみたいだ」
NJ「重くないですか?ヌナ」
「平気。
よく寝てるからお前らもう少し静かにしてて」
頷いたメンバーが部屋に散らばる。
光輝の両隣にVとジョングクが座った。
ジミンの顔を覗き込んでいるV。
ジョングクは光輝の肩に頭を傾けた。
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〜NAE〜(プロフ) - 貴子!さん» 温かいお言葉ありがとうございます♪ これからもよろしくお願い致します貴子!さんvvv (2020年2月11日 0時) (レス) id: b1ae71ac5c (このIDを非表示/違反報告)
〜NAE〜(プロフ) - 貴子!さん» 貴子!さんお知恵ありがとうございます^^ 少し絵が見えて来たので煮詰めてみます!今作で入れさせて頂くか新たな物語を展開させるかはまだまったくの未定ですが公開出来た暁にはよろしくお願い致します^^ (2020年2月11日 0時) (レス) id: b1ae71ac5c (このIDを非表示/違反報告)
貴子! - これからも頑張って下さい (2020年2月10日 20時) (レス) id: dd8ee0aa25 (このIDを非表示/違反報告)
貴子! - 違う作品でもいいです!!その作品で、防弾少年団7人の絆を深めていく感じがいいです!!ぐくメインで!お願いします! (2020年2月10日 19時) (レス) id: dd8ee0aa25 (このIDを非表示/違反報告)
〜NAE〜(プロフ) - 貴子!さん» 貴子!さん、リクエストありがとうございます^^ この「Call my ・・・」の中で読みたいですか?それとも別の作品として読みたいですか?^^「Call my・・・」の中で考えてみると光輝くんが発狂しそうなんですがorz (2020年2月10日 6時) (レス) id: b1ae71ac5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:〜NAE〜 | 作成日時:2019年11月10日 8時