Call my ... stage5 (ページ39)

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『本日午前11時頃、ソウル市江南区の〇〇企画代表兼総合プロデューサー
　カク･ヨンス氏が氏の制作する映像作品に出演していた俳優に刺され意識不明の重体になっています』

何気なくRMが付けたテレビの音が聞えジョングクの動きが止まった。

HS「〇〇企画？カク監督っていつそっちの事務所に移ったの？」

驚いた顔のJ-HOPEがテレビに視線を投げる。

その事務所は彼ら表舞台の人間とは正反対の、R指定の作品を制作する所だった。

NJ「昔MV撮ってもらう話があったけど立ち消えたよね。
　申し訳ないけど俺たちを撮ってもらわなくてよかった」

RMが眉間にしわを寄せて答える。

JM「グガー、それナムジュニヒョンの布団だよ」

ジミンが声をかけたがジョングクは止まったまま。

Vが不思議そうな顔でジョングクを見て

TH「どうし」

　「グガ。飯の支度手伝ってくれ」

Vの声を遮って光輝がマンネを呼んだ。

JG「っ・・・うんヌナ」

ジョングクはさっと光輝の方を向くと小走りで駆け寄った。

クオズは顔を見合わせてきょとんとしながら、置き去りにされた布団の片付けをした。

　

　

･

　

　

　
JG「ごちそうさまでした」

夕飯が始まっていくらもたたないうちにマンネがそう言って箸を置いたので皆が驚いて注目した。

JM「どうしたのお前。全然食べてないじゃん」

SK「具合でも悪いのか？いつもより口数も少ないし」

　「飯の支度しながらつまみ食いしてたせいだよ。な、グガ」

ジョングクの代わりに光輝が答える。

クサズが顔を見合わせる。

　「もういらないなら部屋行きな」

JG「うん。ありがとうヌナ」

言われるままに自分の食器を流しに持って行った後ジョングクは部屋に戻って行った。

NJ「どうしたんですかヌナ。グガの様子」

RMは一人だけ事情を知っていると確信した光輝を見つめる。

　「なんでもないよ」

HS「なんでもなくないでしょ。ヌナのご飯半分も食べてないじゃん。
　今までこんな事なかったよ。マンネどうしたの」

心配そうな顔でJ-HOPEが続く。

光輝は知らん顔で箸を進めていた。

YG「たでーま」

作業室に出勤していたSUGAが帰宅した。

YG「？」