Call my ... stage3 (ページ8)

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練習をサボる日まで出てくる始末だった。

MG「あれ？またグガどこ行った！」

ふと一人足りない事に気が付いたマネージャーが辺りを見回す。

HS「さっきまでいたけど」

SK「そのうち帰ってくるよ」

MG「あいつまさかSMに行ってんじゃないだろうな；；」

NJ「そんな事してたら目につくしこっちに連絡来るでしょ。近寄らせるなとかって」

MG「どっちにしろ写真でも撮られたらどうすんだっ・・・。
　どこに行ってるか聞きだしておいてくれよ！逃げ足が速くて捕まえられないから」

SK「そんなの俺たちだって同じだよ」

どこに行っているかは予想がついているJINは素っ気ない態度でやり過ごす。

SK(ずっと通い詰めてるってことは、会えずじまいなんだろうな)

最年少で自分たちからあまり離れた事がないマンネが１人で行動しているその気持ちを思うと、勇気が出ない自分を恥ずかしく思っていた。

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JG(いい加減俺の顔覚えてくれたはずなのに・・・)

セキュリティが在中している小さな建物の前で不貞腐れた顔をしてジョングクは立っていた。

一度来ただけの道を辿って通い詰めているのはあの高級マンション。

ところがセキュリティを潜れるはずはなく、いつもバカでかい建物を地上から眺めているだけだった。

JG(地下駐車場の入り口も入れない・・・
　BOA先輩がここを通ったこともないし・・・どうしたら中に入れるんだろう)

地上のゲートも居住者は出入りするがもう何度も訪れているのにBOAを乗せた車を見たことがなかった。

通い詰めているが方法がまったく思いつかなくて、今日もこのまま数時間粘った後帰るしかないのかと足元の小石を蹴飛ばした。

一台の車がセキュリティに差し掛かる前、歩道で一旦停止した。

ジョングクは気付かないまま地面を見ている。

BOA「こんなところに来ても無駄よ」

透き通った声が頭上に降り注ぐ。

ジョングクがぱっと顔を上げた。

JG「先輩！中に入れて下さいっお願いします！」

車に駆け寄る。

BOA「嫌よ。帰って」

JG「会わせてほしいんです！話をっ」

BOA「君の事は思い出してないから無駄よ」

JG「思い出してくれる様に話がしたいんですっ」

BOA「思い出させてまた傷つけるの？
　過去に逃げる程あの子は傷ついたっていうのに」