Call my ... stage3 (ページ7)

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PD「何を言ってるんだジョングガ。
　光輝を大切にしてくれているのはSM・・BOA嬢サイドだ。
　私たち・・私は、契約であれを縛りつけた。
　こんな事になったのはそもそも私の」

JG「そうですよ！
　もとはと言えば、ヌナヒョンを無理矢理押さえつけたのは僕たちで！！
　ヒョンが酷い事するまで放置してたのも僕たちです！
　ヌナヒョンは、出て行こうと思えば出て行く方法はいくらでもあった！
　なのにそれをしなかったのはっ・・・少なくとも僕たちを愛してくれてたからっ」

ジョングクが涙で喉を詰まらせた。

JG「今のヌナヒョンにはここを出ていく意志は、ない。だってわからないんだから・・。
　BOA先輩にそこを付け入らせるなんて・・ダメですっ・・。
　ヌナヒョンがもとのヌナヒョンに戻って、それでもSMに行くっていうなら・・
　僕たちは笑顔で送り出さなきゃ・・・・
　こんなのは間違ってるっ」

ボロボロと泣き出したジョングクをJINが抱き締めた。

NJ「どちらにしろ僕たちには選択肢はありません。
　あの人を現実に今世話をしてくれているのはBOA先輩で、社会的にも守っているのはSMです。
　僕たちは傍観するしかない・・・。
　そうですよねPD」

RMの的確な言葉にPDは頷くだけだった。

JG「みんながやらないならっ僕だけでもやりますっ
　ヌナヒョンはっ・・・ヌナは僕たちのだ！」

JINの腕を振り払ってジョングクが部屋から飛び出して行ってしまった。

事の次第が判明し、これ以上なにもすることがないと判断したPDは残された６人に宿舎に帰るように指示を出した。

マネージャーが送る。

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ジョングクは夜まで帰ってこなかった。

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事実を知ってから周りの騒々しさは日を追うごとに消えていく。

芸能記者に追いかけ回される事はなく、公式ペンカフェも落ち着きを取り戻していた。

　『帰ってきてほしい』

　『こんな酷い子供時代だったなんて知らなかった』

　『光輝は悪くない。私達が受け入れてあげられないのはおかしい』

　『光輝がオッパでもオンニでも私達の愛は変わらない』

そんな言葉で埋め尽くされるようになった。

防弾少年団はスケジュールをこなしながら練習をこなしながら、光輝がいない生活に順応しはじめていたが、ジョングクだけは違った。

隙を見てはどこかへ行っている。