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ジョングクの肩を掴んで止める背の高い男。
JG「ジニヒョンが責任取るって言ってくれたし、俺たちあんまりのんびりしてられないでしょ？
こんな所でガヤガヤやってても埒が明かないし。
移動しようよナムジュニヒョン」
NJ「・・・」
反論出来なくなったナムジュンは仕方なくジョングクに従った。
･
病院を出てまた車で移動する。
来た道とは違う道を走っているようだった。
光輝はジョングクに手を握られたまま少し疲れた様子を見せていた。
JG「あれ・・。そういえばヒョン、このカバンどうしたの？当りからして俺の服？」
腰を動かして光輝と自分の間にある鞄を体で探っている。
「あぁ・・破れたとこもないし捨てるのはもったいないから」
JG「ありがとうございます♪貰っておきますよｖ」
言われて光輝が鞄の中から衣服を取り出した。
JG「綺麗に畳んでくれ・・・っぁ！パンツまである」
ジョングクは服の間にそれを押し込んでから受け取った。
「別に恥ずかしがる事でもねぇだろ。
俺だって似たような柄のパンツ持ってるぞ」
JG「あは、ははは。なんか久しぶりでびっくりしちゃったｗ」
自分のお尻の下に洗濯物を敷いたジョングク。
車内は２人以外静かだった。
･
･
･
到着した先は大きな建物。
光輝はそこに見覚えがあった。
(レンタルスタジオだよなここ。大型の)
ジョングクは相変わらず手を繋いで光輝を案内する。
JG「おはようございま〜す！」
先頭を歩いているジョングクが大きな声を出しながら入って行く。
大勢の声が返って来た。
「ちょ、グガ。オレいいのかここに来て」
中には大勢のダンサーが揃っていて当然ジョングクが連れている光輝を見て何人かがざわつき始めた。
□「光輝！」
誰かが駆け寄って来た。
□「お前バンタンと一緒にいたのか！トゥギヒョンから連絡回って来たけど向こう大騒ぎになってるらしいぞ。
なにしてんだよお前」
「え・・・誰？」
びっくりした顔の光輝が一歩下がった。
□「誰って・・・なんだよ光輝？どうした」
「いや、あんたこそ何？トゥギヒョンと知り合い？」
□「ふざけてんの？俺だよ、ソンジェ」
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作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2019年1月27日 1時
