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JINが困り顔で吠えた。
SK「一番ダメなパターンじゃないか。すぐに誰かに連絡を取って・・」
「携帯なくしたから誰にも連絡出来ない」
JG「ヒョンの携帯ならお」
うっかり口を滑らせそうになったジョングクが自分で自分の口を手で塞いだ。
「オレの携帯なら？」
ジョングクを見つめて答えを待つ光輝。
目を泳がせたジョングクが兄に助けを求めた。
SK「グガが拾って持ってる」
JINは余計な説明はつけず真実だけを述べた。
「・・・オレがBIGHITに所属してるっていうのは本当なんだな・・」
光輝がぼそりと呟いた。
JG「ねぇヒョン。どうしてBOA先輩のマンション抜け出してあんな所にいたの？」
「・・お前が置いて行った服を届けようとBIGHITの事を聞きにSM行こうとしたんだけど・・・」
光輝が俯いた。
JG「何かあったんだ」
聞きだそうとするわけではないジョングクが光輝の手を握った。
(多分ここにも居場所はない・・)
SK「・・・」
JINが光輝の肩を撫でた。
SK「ここに長居出来ないし、このまま俺たちと一緒に来ないか？」
「え？」
驚いた光輝が顔を上げた。
NJ「ヒョンっ」
後ろからも驚いた声が上がる。
SK「行くとこないんだろ？
抜け出した事が大々的にバレてるならこの後なにをやっても怒られるんだから、１人でいるより俺たちと一緒の方が叱られ具合も和らぎそうじゃないか？」
JINがウィンクしてみせた。
JG「いいの？ジニヒョンっ。ヒョンが長兄だし一番怒られるよ多分」
SK「そ、それは長兄らしくちゃんと受けるよ。言い出しっぺも俺だし」
NJ「僕は反対ですよ。SMに何を言われるかわかったものじゃないじゃないですか。
すぐに送りましょうよ。マンションの場所はわかってるんだし」
SK「責任は俺が取るから」
NJ「待ってくださいよ。リーダーとして受け入れられません。
これから練習なのにどうするんですかこの人」
一番背が高い男の正論に光輝は苦笑いをして
「当然の言い分だよ。
オレのわがままに付き合う必要はないよジニヒョン。
自分でなんとかするから」
JG「そんな事言わずに行きましょう。
時間もあまりないし♪」
ジョングクが手を引っ張って歩き出した。
NJ「グガ！」
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作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2019年1月27日 1時
