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BOA「あなたたちの夢を壊さないでくれ。
自分は踊る場所さえあればそれでいい。大丈夫だって」
全員の肩が揺れた。
BOA「あなたたちも傷ついたんだって事を差し引いたとしても、この結果はイーブンなの？
あなたたちの知らない所であの子は土下座までしてあなたたちを庇った。
あなたたちはあの子に何をしてあげた？
言ってごらんなさい」
静かにBOAは告げる。
誰も答えられない。
BOAは深いため息をついて
BOA「・・・今後、あの子の面倒はうちがみるわ。
うちの事務所は代表以下満場一致で引き取る事が決定してる。
今日呼んだのは直接伝えたかったからよ」
てっきり話し合いか叱責されるだろうと思っていた少年たちが顔を上げた。
NJ「PDも、僕たちの事務所の代表もそれに同意したんですか？」
BOA「あなたたちサイドに発言権はないわ」
NJ「それは・・」
JG「会わせて下さい！！」
ジョングクが立ち上がった。
JG「ヌナヒョンに会わせて下さい！ヌナヒョンが移籍したいって言うなら・・それならっ・・・
いや、直接本人の口から聞きなきゃなにも始まらない！」
SK「グガ」
BOA「あなたたちに会わせるとでも？」
JG「僕たち全員を呼んだのはそのためでしょう？
ヌナヒョンの具合がよくないって聞きました！それを僕たちに見せる為に呼んだんじゃないんですか！？
お願いします！ヌナヒョンに会わせて下さい！」
BOA「・・・」
JG「ヒョンがしたことは到底許される事じゃないけど！だから！
僕がヌナヒョンに謝りたいんです！
もう一度僕たちの所に戻ってきてほしいって！僕がヌナヒョンに土下座して謝りたい！
だからヌナヒョンに会わせて下さい！」
ジョングクの必死の叫びを冷静な顔で見つめるBOA。
BOA「座って」
JG「BOA先輩！」
BOA「このあとは、勝手な発言しないで黙って座っててちょうだい」
JG「え？」
BOAの意味深な発言にジョングクが大人しくなって椅子に座った。
どうやら時間配分を計算していたような様子が見て取れた。
そして、静かになった部屋のドアが開いた。
「ヌナ〜、オレお客さんの前に出ていいの？オレがここにいることナイショなんでしょ？ｗ」
▢「秘密の光輝ちゃんってか♪」
「ヒョン、意味がわかんないｗ」
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作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2019年1月27日 1時
