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コップを机に置いて数枚持っていたうちのバスタオルを一枚ジョングクに渡す光輝。
「洗濯してやるから早く脱ぎな。
パンツも新品あるし全部着替えろよ。えーっと」
ジョングクに背を向けてクローゼットを漁り始める光輝。
ジョングクは言われた通り全部脱いでバスタオルを腰に巻いた。
「あったあった。
お前オレより身長あるけどこれ多分着られるだろうから。スウェットな」
着替えを渡すと床に置かれたジョングクの服を取り上げた。
「洗濯してくるから着替え終わったら髪の毛拭いてあれ飲んどけな。
甘くしたけど大丈夫だろ？」
JG「うん」
「すぐ戻ってくるからちょっと待ってろｗ」
また部屋を出て行った。
ジョングクは着替えを済ませると頭にバスタオルを被ってコップを取った。
甘い香りの紅茶を啜る。
ほっと息をついた。
・
-コンコン-
JG「？、はい」
ノックがしてドアが開く。
さきほど光輝はノックなしに入って来たので不思議そうな顔でドアを見つめているジョングクだったが、入って来た人を見てぎょっとした。
SU「はじめまして。EXOのスホです」
一体この家には何人いるのか。
先ほどはいなかったEXOのリーダーとあいまみえてジョングクはまた震えあがっている。
SU「光輝が戻ってくると厄介だから手短に。
すぐに出て行ってくれ。君がいる事がBOAヌナに知れたら、困るのは君だよ」
この状況が良くない事はジョングクが一番よくわかっている。
JG「む、無理にヌナヒョンに話したり連れ出したり、し、しませんっ。
僕も今日こんなふうに会えるなんて思ってもなくて・・・ご、ご迷惑なのはわかってますがっ
もう少しだけ・・ヌナヒョンと一緒にい、いさせてくださいっ」
SU「ヌナヒョン・・・・
本当にそんな風に呼んでるんだね。
君は光輝のなんなんだい？」
JG「え？・・」
SU「俺は光輝とは同じ時期にSMに来た。
光輝とは年齢は違うけど同期だと思ってるし、一緒に練習してきた仲間だ。
君は？光輝を傷つけてあんな風にして、その上でなにがしたいんだ？」
容赦ないスホの言葉にジョングクは喉の奥が詰まる思いだった。
実際言葉が出てこない。
SU「ひどく迷惑なんだよ。
光輝をそっとしておいてくれ。
あいつを傷つけるものは俺たちがゆるさない」
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作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2019年1月27日 1時
