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LH「あー・・・」
SU「なるほど・・・絡まれたのか」
すぐさま皆は状況を理解した。
不本意な注目を浴びてしまった Aが無理矢理笑顔を作る。
「えへへ・・・ダイジョブ、ですよ」
それを見たミンソクが、手当てをしたばかりの腕を掴む仕草をする。
XM「もっかい痛くしてやろうか？」
LH「ミンソク」
ルハンが窘めた。
XM「冗談冗談」
SU「ごめんね。初日なのにみんな我儘言うし、この国の人間として恥ずかしい一面を見せてしまって」
ジュンミョンがAの頭を撫でる。
「ジュンミョニオッパが謝る事じゃ・・・皆さんとても素敵なので覚悟はしてたんですけど・・・えへへへ」
その笑顔はその場にいた全員の心に刺さるようだった。
LH「無理に笑わなくていいんだよ、A。俺たちはオッパなんだから」
ルハンも Aの頭を撫でた。
「オッパなんだから？」
ルハンを見上げて繰り返す。
XM「っそ。お兄ちゃんには甘えていいってこと」
隣のミンソクが人懐っこい笑顔で答える。
Aの笑顔が崩れた。
「・・・ひっく」
堪えていたものがあふれ出したようだった。
LH「ごめんね。痛い思いさせて」
ルハンは思わず Aを抱き締めた。
「うぇ・・・・・わあぁあ」
一度堰を切ったらあふれ出したそれはとどまることを知らず、泣き声は大きくなった。
LH「よしよし」
XM「やっと泣いた」
イヒヒ♪とミンソクはしたり顔で笑う。
SU「ミンソギヒョン」
ジュンミョンが窘めようとしたが、
XM「女の子が我慢して笑ってる顔なんて見たくないからね」
ミンソクの言葉に納得して、笑顔になった。
「うえぇ・・・・うわーん」
XM「子供みたいな泣き方だな」
LH「よしなよミンソクってば。よしよし。気持ち張ってたんだね。いっぱい泣きな」
「うわぁああん・・・うぇえええ」
ルハンの腕の中で泣き声はますます大きくなる。
SE「泣いてる・・・」
JI「おお・・・」
マンネ組二人が見慣れない女の子の泣き顔にぽかんと口を開けていた。
LY「怪我させられちゃったんだね、申し訳なかったな」
BH「俺たち人気者だからねぇ」
JD「そういうことじゃないだろ」
KS「俺たちじゃどうする事も出来ないところだからな」
「うぇええええ・・・・・」
TA「女の子って難しいよね」
CY「さすがタオちゃん、女心が分かってるねぇ！」
KR「ま、これから先は彼女次第だからな」
BH「クリスヒョンｃｏｏｌ！」
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作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2017年6月28日 17時
