By your side (ページ35)

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CY「雨の中遊ぶ年じゃねーだろ」
JD「寒そー！ちゃんと拭きなよ？」
KS「あったかいの買ってきた？」

同級生組が口々に言う。

　「ううん、リストになかったから」

自分の分はいつも買ってこない A。

KS「じゃああったかいの自販機で買ってきてあげるよ」

ギョンスが扉の方を向いた。

　「いいよいいよ！あとで自分で行くから」

Aが慌ててギョンスを止めたが

SE「あ、そっか。事務所にも自販機あるじゃん」

その横をするりと抜けてセフンが出て行った。

　「セフン！どこ行くの！」

JI「めっずらしー。セフンが自分で動くなんて」
LY「頼まれても動かない事が多いのにね」

Aが買ってきた飲み物を飲みながらジョンインとレイが言った。

　「落ち着きがないだけじゃ？うぷっ」

困った顔をしている Aに手に持っていたバスタオルを手ごと掴んで顔に押し当てるミンソク。

XM「そうとも言うけど、お前は自分のことしなさい。ほら手が止まってる。ちゃんと拭けってば」

　「はぁい」

なんだかんだ面倒見がいいミンソクに促されてバスタオルでそこかしこを押さえる。

CY「ねぇジュンミョニヒョン」
SU「ん？」

こそこそと Aから離れるようにしてチャニョルがジュンミョンに耳打ちした。

CY「あれ教えなくていいの？」
SU「なにが？」

Aを指さして言うのだが、ジュンミョンには何のことだかわからない。

CY「だから、A、背中」
SU「は？背中？なんか付いてんなら教えてやりなよ」
CY「いや・・・・見えてるやつ」
SU「は？」

ますます意味が解らないジュンミョン。
二人の様子に気付いたベッキョンが傍に来た。

BH「なにコソコソ喋ってんのチャニョル？」
CY「あれあれ」
BH「あれ？・・・・・おうふ」

チャニョルが Aを指さして、そこに視線をやっただけでベッキョンは何の事だかすぐに理解した。

SU「なんだよ、だから教えてやりなって」

理解したらしいベッキョンにジュンミョンが促す。

BH「やだよ。ジュンミョニヒョンが言ってよ」
SU「だから俺じゃわかんないんだって。背中に何がついてるんだ？」
BH「もーやだこの純情さん」
CY「ヒョンなのにな・・・」
SU「お前らなー」

チャニョルとベッキョンがさめざめと泣くふりをする。

そこにタオが加わった。

TA「なになに？どうしたの？」

ジュンミョンにくっついて３人のやりとりに首をツッコむ。