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マネージャーが眉をひそめて答える。
LH「違う違う。俺たちじゃないんだよねぇ」
苦笑いを浮かべてルハンが返す。
MJ「じゃあなに？」
マネージャーは３人がなんのことを言っているのかまるでわからないので訝しげな顔になる。
SE「ま、いーじゃんいーじゃん。取りに行くから一緒に行こう♪」
MJ「ちょ、ちょっと！」
セフンがマネージャーの背中を押してバスタオルのある所へと向かった。
なんとか事務所にたどり着いた Aだったが、見るも無残なずぶ濡れ状態だった。
「びしょ濡れになっちゃった・・・・このまま中に入ったらきっとまた・・・・
でも早く飲み物届けなきゃ・・どーしよ」
また不本意な注目を集めてしまうのが容易に想像出来て、事務所の１Fエレベーターホールで足が止まってしまった。
ばふっ
そこへ突然後ろからバスタオルが頭に被せられる。
「ひゃっ！？」
XM「やっぱり濡れ鼠になった」
LH「予想を裏切らないってやつだね」
ミンソクが頭にタオルを被せ、ルハンは肩にバスタオルを掛けてやりながら体を拭く。
「ミンソギオッパ！ルゥオッパ！え？え？」
困惑している Aに今度はセフンが顔にバスタオルを押し付けながら
SE「見事なずぶ濡れっぷりだねーイルボン」
「うぷっ！セフンまで・・・んー！顔痛いっ 痛いってば！強いー！」
遠慮なしにガシガシ拭いているので Aが悲鳴を上げた。
SE「おお！女の子みたいだ」
「みたい、じゃなくて女の子です！」
SE「けらけら」
手助けにきたのか追い打ちをかけにきたのかわからないセフンが笑う。
LH「はい、袋かして。んでちゃんとこれ巻いて」
「おああ・・・すみませんオッパ」
ルハンが両手の袋を代わりに持ってくれた。
XM「傘はどうしたかっていうのは聞かないでおいてやるよ」
「あはははは〜・・・」
言わなくてもすでに事情はわかっているような風で、ミンソクはにやりと笑っていた。
４人で練習室へ戻る。
SE「みんなー！ジュースきたよー」
練習室の扉を最初に開けたセフンが言った。
SU「おかえり A、ありがとって・・・なんでそんなずぶ濡れなの」
バスタオルにつつまれた Aの有様を見てジュンミョンが驚いた声をあげる。
「雨がすごくて。えへへ」
TA「わーい、ジュース」
タオはジュースに夢中の様で気付いていない。
KR「風邪ひくなよ？」
クリスが頭のバスタオルを掴んで拭いてやりながら言う。
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作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2017年6月28日 17時
