By your side (ページ28)

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ジュンミョンも同じような顔をして答えた。

KS「へ、へえ～」

そんな二人をよそに、セフンはマイペースに

SE「んじゃ俺行くね～」

リビングをあとにして階段に差し掛かる。

LH「あれ、セフンおはよ。なんでこんな早いの？」

階上からルハンが声を掛けた。

SE「ヒョン達に聞いて～ふぁ」

もう二人に説明した事で面倒になっているセフンは欠伸をしながら上がっていった。
いつもの事なので気にも留めずにリビングに降りて行くルハン。

SU「おはようルハニヒョン」
KS「おはよー」

リビングにいた二人がルハンに挨拶をする。

LH「おはよう二人とも。ねえ、なんでセフンこんな早起きしてるの？いつも最後まで起きてこないのに」

上の階を指さしてルハンが聞いた。

SU「いや、それがさ・・・」

ジョンミョンは先ほどの一部始終をルハンに伝えた。

　「あ、おはようルゥ・・ルハニオッパ」

顔を洗ってリビングに戻って来た Aがルハンの姿を見つけて笑顔で挨拶をした。

LH「A！」

ルハンは複雑な表情で駆け寄ると Aの両腕を掴んで迫る。

　「はい？」
LH「だめでしょちゃんと自分の部屋で、自分のベッドで一人で寝なきゃ！」
　「え？うん。はい」

ルハンの剣幕に驚いているがきょとんとした顔になる A。

LH「うっかりソファで眠ったりしちゃだめだからね、いい？」
　「はい。ごめんなさい」

素直に謝る Aだったが、その表情から周りは

KS「多分わかってないよ A」
SU「わかってないならわかってないでいいと思うけどなぁ。ってなにが？」
KS「うん、なんでもない」

肝心なところを理解していないジュンミョンを、ギョンスは放置する。

LH「まったく危なっかしいったらないね」

Aの腕を離して頭をぽんぽんと撫でてルハンが言う。

　「危ないの？なんで？？」

この通り Aもまったく理解していない様子だ。

LH「この鈍感さが救いかな」
KS「あんまり刺激しない方が無害かもよルハニヒョン」

理解している二人が顔を見合わせた。

　「ねえ、なにが？？」

ギョンスとルハンの顔を交互に見た後、ルハンを見上げて Aが聞く。

LH「なんでもないよ。お手伝いさんのご飯が出来るまで一緒にテレビ見よう」

　「はーい」

ルハンに促されてソファに戻る A。
ギョンスもジュンミョンもそれぞれ座ってテレビを見始めた。