By your side (ページ21)

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KS「日本人は童顔だっていうけど、俺たちも同じ東洋系だし同級生なんだけど？」
　「これ妹扱いかー！」

合点が言ったと言わんばかりにAが声を上げた。

SE「ヌナって感じしないんだもん。この小ささは異常」

にやりと笑って言うセフン。

CY「世の中の背の小さい女性に謝れセフン」
　「あやまれー！」
SE「そんな無意味な事。ほら、ここ座って。イルボン食べられないものとかある？」

さらりと話を流して椅子をすすめる。
座ろうとしたAだったがすぐにやめてキッチンの方を向いた。

　「特には・・・あ、手伝うよ。何したらいい？」

XM「あー！お前は座ってろって。何のために連れて帰って来たかわかんないじゃん」
LH「そうそう。珍しくセフンがやってくれるから座ってな」

ミンソクとルハンがAの肩を押して座らせる。

SE「自分の分は自分でやってよー」

皆の分までやらないからね、と言わんばかりのセフン。

JD「お、キムチチゲじゃん。おいしそー。ご飯よそうね」

テーブルに置かれていた鍋の蓋を開けて中を確かめたジョンデがキッチンへ向かった。

KS「A食べ方わかる？」

スプーンを渡しながらギョンスが聞いた。

　「スープの取り皿ないの？」
TA「チゲはこうやってみんなで食べるんだよー。スープ飲んでみて？」

タオが手本を見せる。
タオのするようにしてスプーンに取ると口に運ぶ。

　「あ、うん。ありがと。いただきまーす・・・・ずず・・・っ！辛っ！！ゲホゲホ」

一口すすってむせてしまった。

LY「え？辛い？」
CY「普通じゃん？」

レイとチャニョルがかわるがわるチゲの味を確認して言う。

　「かっ辛いぃ・・・」
LH「はい、お水」

すでに慣れた様子でルハンが水の入ったグラスをAに渡した。
それを一気に飲み干す。

　「ふー、ありがとルゥ・・ルハニオッパ。これみんなには普通なの？」

二人分のご飯を持ってきたセフンが隣に座った。

SE「そんな辛い？むしろ辛い味なんてしないよ、普通の味」
　「韓国人の舌強い！」
SE「じゃあ砂糖入れて中和してあげるよ」
　「なにそれ！食べられないよそんなの！」
SE「辛いんだろ～？」
　「顔笑ってるじゃんセフンのばか！私はおかずを頂くからいい！」
SE「ばかって言ったー！」

テーブルが一気ににぎやかになる。
各自ご飯をよそって戻ってきて席に着く。

KR「騒いでないでちゃんと食べろよ二人とも」

クリスが喧しい二人を窘める。