By your side (ページ3)

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CY「こんにちは。あ、韓国語」
JD「迷っちゃったのかな？誰に会いに来たの？」

子供を相手するようにジョンデが優しく話しかけた。

　「えっと、[韓国語]EXOの皆さんの所に行きなさいって言われて、[英語]こちらにいらっしゃると伺ってご挨拶に来ました。」

えへへ。と照れ笑いを浮かべながら女の子は言った。

SE「こんなちっさい子がなに？え？英語と韓国語混じってんの？」
TA「ちっちゃーい。日本人？」

子供好きなタオがにこにこしながら話しかける。

　「はい。皆さんおっきいですね」
LH「一人で来たの？」
　「はいっ」
XM「誰かなにか聞いてる？」

年長のミンソクが全員の顔を見回して言った。

全員「しらなーい」

全員が声を揃えて答える。

LY「マネージャーに確認したほうがいいんじゃないかな？」
LH「そうだね」

全員の顔を見回したミンソクがリーダーの不在に気付く。

XM「あれ？ジュンミョンどこだ？」
BH「まだ来てないよー」

ちょうどその時、練習室のドアが再び開いた。

SU「みんな揃ってるかー」
KS「スホヒョン！」
　「こんにちは！」

現れたジュンミョンにギョンスが声をかけたのと同時に、女の子は元気に挨拶をした。

SU「ん？こんにちは」

首を曲げて下を見下ろすジュンミョン。
レイが続けて

LY「スホ、なんか日本人の女の子がね」
SU「あー！この子か！小さいなぁ」

先ほど指示された子だと理解して納得がいった声を上げる。

LH「スホ知ってるの？」
BH「なになにー」
SU「代表から付き人として面倒見るようにって。韓国語を習いに来たんだって。
　代表がお世話になった日本の社長さんの娘さんなんだって」

にこにこと愛想を振りまいている女の子につられて笑顔になりながら説明をする。

XM「付き人ってこんな小さい子になにさせるんだ？」

すかさずミンソクがツッコミを入れた。

　「あの、背が小さいだけで私皆さんとそんなに年齢変わりませんよ」

女の子が答えた。

CY「そうなの？ってかほとんど会話出来てるっぽいね。君いくつ？」

２番目に背が高いチャニョルが腰をかがめて質問をする。

　「21です！92年生まれです」

元気よく手を上げて答える様は少々幼く見える。
セフンが思わず声を上げた。

SE「は！？俺たちより年上なの！？」
TA「びっくりー。こんなにちっちゃくて可愛いのに」
JI「よろしくねヌナ」

マンネ組が次々に言う。

　「ヌナ？」

自分よりも随分大きな男の子たちに姉呼ばわりされて女の子が驚いた声を出す。