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コンビニの袋をガサガサ言わせて二人が連れだって戻って来たのでジョンデが言った。
「ううん。入り口で一緒になったの。オッパが手伝ってくれた！」
KR「おおげさ」
嬉しそうに話すAを見たセフンが二人の様子に気付いて
SE「あ！クリスヒョンと手繋いでる！なんで！？」
大きな声を上げる。
「転びそうになったのを支えてくれたんだよー。ね、オッパ」
KR「危なっかしかったから」
二人はまだ手を繋いだまま、Aは嬉しそうにクリスの顔を見上げる。
SE「だからっていつまで手繋いでるのさー。早くジュース頂戴」
そんな二人を引き離すように間に割って入って、Aの持っている袋の中を漁るセフン。
LH「セフンわがまますぎ。買ってきてもらってなにその態度」
あきれ顔のルハンがセフンを注意した。
SE「えー。付き人のお仕事でしょー。我がままとかじゃないでしょー」
お目当ての自分の飲み物を見つけて袋から取り出しながら言う。
「だいじょーぶですよっ。セフンのわがままにはもう慣れましたもん」
クリスからもう一つの袋を受け取ってルハンに差し出しながらAが答えた。
SE「なんだよー！俺が我儘放題みたいな言い方すんなよイルボン」
唇を尖らせて反論するセフンに、周りがピタッと動きを止めて視線が集まる。
BH「え・・・・・」
CY「え・・・・・」
ベッキョンとチャニョルが目を丸くして言った。
SE「え・・・？なにこの空気。俺が我儘王子みたいなのやめてよみんな」
周りを見渡してセフンも目を丸くする。
「えー・・・・」
BH「自覚ないとか重症だね。あぁどうしよう。我儘放題に育てちゃったよ」
ベッキョンが泣きまねをして顔を両手で覆った。
SE「ちょっと！違うでしょー！」
セフンが長い両手をジタバタと振り回して反論する。
「マンネは可愛がられて我儘に育つのが世の常ですから(うんうん)」
Aがベッキョンの頭を撫でながら悟った様な口ぶりをする。
SE「もっともらしい顔して頷くのやめてよイルボン！」
セフンはまだジタバタと腕を振り回している。
そこに首を傾げたタオが問いかけた。
TA「ねえセフン、イルボンってなに？」
Aの事をそう呼ぶのが不思議なようだ。
SE「日本って意味」
TA「あー！なるほど」
「なるほど！」
タオと一緒にAが声を上げた。
SE「わかってなかったのかよイルボン」
今更？という顔をしてセフンがAを見た。
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作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2017年6月28日 17時
