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TY「私赤が良かったのに〜」
指定された色が気に入らないテヤンがふてくされて言った。
「指示されたんだから仕方ないでしょ。しつこいよテヤン」
TY「オンニって呼べマンネ。なんであんたが赤なのよ〜。むかつく」
WL「ねーっ」
Aは言い返すのもバカバカしいと控室から出ていく。
DH「袖にいなさいよ！もうすぐ出番なんだからー！」
ダヒの声に手を振って答えてAは後ろ手にドアを閉めた。
･
いつものように舞台袖に行って先輩たちの舞台を見学しようと一人廊下を歩くA。
テニスラケットを持ったバックダンサーの集団とすれ違って挨拶を交わす。
ステージ傍の通路は広くなっていて機材やらいろいろなものが置かれていた。
会場の音楽と声援が聞こえてくるがその場所には誰もいなく静かだった。
(転換前だから反対側に集合してる？)
スタッフの不在を不思議に思いはしたが袖に歩いていこうとするA。
先ほどすれ違った集団と同じテニスラケットを持った人物が近づいてくる。
「お疲れ様です」
同じように挨拶をして通り過ぎようとした刹那。
テニスラケットが振り上げられた。
Aは不思議な気持ちでそれを見上げた。
自分に向かってフルスイングされるテニスラケット。
反射的に腕を上げて顔を庇うA。
それは左腕に直撃した。
(あ、折れた・・・)
鈍い音と初めて感じるそれをまるで他人事のようにAは感じ取っていた。
■「ふふふ」
犯人の不敵な笑い声が耳についた。
にやりと笑った顔が目に入る。
見た事がない顔だった。
犯人は折れて歪んだラケットを放り投げてそのまま走り去って行った。
(どうしよう・・・)
まだ痛みが始まっていないのか、見る見る腫れていく左腕はラケットが直撃した辺りの皮膚が裂けて出血もしていた。
控室に戻っている時間はない。
NAKEDの前の出演者のステージが佳境に差し掛かっている。
人が来る気配もした。
「・・・」
Aはリストバンドをずり上げて出血している個所を隠した。
「っ！」
激痛が走ったが
TY「あ、いたー」
WL「ヘドセ付けるから後ろ向いてA」
双子に声を掛けられて無言で背中を向け腕を隠した。
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〜NAE〜(プロフ) - マイさん» ありがとうございます(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ いま書いている部分がなかなかうまくまとまらなくて更新滞っていて申し訳ありませんT^T コメントありがとうございますっ頑張ります！！！ (2018年3月31日 6時) (
レス) id: b1ae71ac5c (このIDを非表示/違反報告)
マイ(プロフ) - 続きが読みたいです！楽しみにしてます！ (2018年3月31日 0時) (レス) id: 462242a30f (このIDを非表示/違反報告)
〜NAE〜(プロフ) - 名無し24407号さん» なんというありがたいお言葉T^T 本当にありがとうございます！ご期待に応えられますよう頑張ります＞＜。 コメントありがとうございますっっめちゃくちゃ励みになりますT^T (2018年3月23日 13時) (レス) id: 4cc4eb82da (このIDを非表示/違反報告)
名無し24407号(プロフ) - どハマり！続きが気になって仕方ないてます！更新お願いします！待ってます！！ (2018年3月23日 11時) (レス) id: 6ceee168e8 (このIDを非表示/違反報告)
〜NAE〜(プロフ) - nagisaさん» nagisa様こんにちは！とっっっっっっても嬉しいお言葉ありがとうございますT^T これからもがんばりますのでよろしくお願い致します＞＜。 コメントありがとうございました♪ (2018年3月22日 14時) (レス) id: f67a508fa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2018年3月21日 0時
