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いそいそと車から降りてくるベッキョンとそれに続くジョンデ。
車のエンジンを切ったチャニョルも降りて来た。
「ですよね」
案の定、という諦めの顔をしているAは大人しく3人の先輩を従えて車庫から出た。
母屋に続く長めの階段。
登り切ると広い庭が広がり、ため息が出るほど大きな屋敷の前に立つ。
BH「なにこれ城じゃん！！！」
JD「ベッキョン、声が大きい」
CY「やべーｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ばか騒ぎしている先輩たちを余所にAはスタスタと進んでいく。
玄関のロックも開けて中に入る。
「来たよー！」
少し大きな声で中に声を掛けて靴を脱ぐA。
BH「ただいまーじゃなくて？」
不思議そうな顔をしてベッキョン達も続いた。
玄関からすぐの階段を上っていくAの後ろを3人がついて行くと、後ろからパタパタと走ってくる足音がして
家政婦「お嬢様、おかえりなさいませ」
上品そうな女性がそう言った。
「こんにちは。荷物引き取りに来ただけなのでお構いなく」
家政婦「そのような事はお申し付け下さればよろしいのに」
「自分の物なので自分でやります。ありがとう」
想像していたのとは違うAの反応と家政婦らしき人のとやりとりを見て3人は押し黙ったままだった。
家政婦を階下に残して無言で進んでいくAが入った一室。
部屋の広さの割にはほとんど物がなく閑散とした部屋だった。
JD「ここがAの部屋なの？・・・」
見回してジョンデが呟いた。
「だいたいのものは宿舎に持ってったから」
Aはクローゼットからボストンバックを持ってくると残り少ない荷物をそこへ詰め、ベッドにあった布団を折り畳んでビニール紐で縛り上げた。
BH「布団なんか宿舎にあるだろ？」
「うん」
理解不能なAの行動に3人は首を傾げる。
ボストンバックと布団を抱えようとしたAをチャニョルが止めて布団を代わりに持った。
CY「運ぶのこれだけか？」
あ、という顔をして別のクローゼットを開けるA。
手にしていたのは古さが見てとれるぬいぐるみだった。
JD「思い出の品？」
ジョンデがそっと聞いた。
「お父さんが買ってくれたやつなの」
ポーカーフェイスだけれどAはそれを大事そうに抱えていた。
「行こう」
Aがまた先頭を歩いて部屋から出て玄関へと降りる。
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〜NAE〜(プロフ) - マイさん» ありがとうございます(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ いま書いている部分がなかなかうまくまとまらなくて更新滞っていて申し訳ありませんT^T コメントありがとうございますっ頑張ります！！！ (2018年3月31日 6時) (
レス) id: b1ae71ac5c (このIDを非表示/違反報告)
マイ(プロフ) - 続きが読みたいです！楽しみにしてます！ (2018年3月31日 0時) (レス) id: 462242a30f (このIDを非表示/違反報告)
〜NAE〜(プロフ) - 名無し24407号さん» なんというありがたいお言葉T^T 本当にありがとうございます！ご期待に応えられますよう頑張ります＞＜。 コメントありがとうございますっっめちゃくちゃ励みになりますT^T (2018年3月23日 13時) (レス) id: 4cc4eb82da (このIDを非表示/違反報告)
名無し24407号(プロフ) - どハマり！続きが気になって仕方ないてます！更新お願いします！待ってます！！ (2018年3月23日 11時) (レス) id: 6ceee168e8 (このIDを非表示/違反報告)
〜NAE〜(プロフ) - nagisaさん» nagisa様こんにちは！とっっっっっっても嬉しいお言葉ありがとうございますT^T これからもがんばりますのでよろしくお願い致します＞＜。 コメントありがとうございました♪ (2018年3月22日 14時) (レス) id: f67a508fa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2018年3月21日 0時
