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スマホが着信を告げた。
CY「あいよー。なんだ?」
PCゲームをしているままスピーカーで電話に出るチャニョル。
『ソンベ明日空いてる?』
Aから珍しくそんな電話が来た。
CY「おー、空いてるぞー。どうかしたか?」
『車出してもらえないですか』
CY「車?俺の?」
『うん。あのでかいやつ。だめ?』
CY「構わないけどどこ行くんだ?デートか?w」
『違う』
即答したA。
CY「可愛くねえなwww」
『置いてきた荷物片づけに行きたいんだ』
CY「片付け?清潭洞の家のか?」
『うん。デカい荷物あるから運んでもらいんだけどいい?』
珍しくお願いなどされるとかなり気分がいいチャニョルは快諾した。
CY「いいぞ〜。何時に出たいんだ?」
『明日は夜にラジオが入ってるだけだからソンベが動ける時間でいいよ。メールして下さい』
CY「わかった。起きたらメールするわ」
『宜しくお願いします』
そうして電話を終えるとチャニョルはまたゲームに集中した。
・
翌日は快晴で、連絡を受けたAが待ち合わせ場所でチャニョルの車に拾ってもらうと
「・・・なんでベクジョンデソンベもいるの?ヨリソンベに連絡したのに私」
ちゃっかり乗っている二人の先輩を見つけてAが唸った。
BH「手伝ってやろうという俺たちの親心を踏みにじるなよ」
「親じゃないよね、ただの先輩」
JD「俺はベクに連れてこられたw どこ行くの?今から」
「・・・置いてきた荷物があるところ」
BH「清潭洞の家だよなーw」
CY「お前の電話スピーカーホンで出たからベッキョンが聞いてたんだよw悪いww」
Aが小さくため息をついてチャニョルに行き先を示した。
・
「車庫開ける」
どこまで続くか先が見えない外壁の前でAが車から降りた。
小さな操作盤を手慣れた様子で開けて暗証番号を入力する。
チャニョルの車がすっぽり入る奥行きのある車庫のシャッターが開いた。
BH「やばいくらいデカいんだけどこれ何台入るんだよ車」
ベッキョンがポカンと口をあけて言った。
JD「Aのお父さんって何やってる人なんだろ」
シャッターが閉まると自動で天井の明かりが点いたようで、明るくなった車庫の中を移動してAが運転席に回った。
「荷物取ってくる」
BH「待って!俺たちも行く〜♪」
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〜NAE〜(プロフ) - マイさん» ありがとうございます(´;ω;`)ブワッ いま書いている部分がなかなかうまくまとまらなくて更新滞っていて申し訳ありませんT^T コメントありがとうございますっ頑張ります!!! (2018年3月31日 6時) (レス) id: b1ae71ac5c (このIDを非表示/違反報告)
マイ(プロフ) - 続きが読みたいです!楽しみにしてます! (2018年3月31日 0時) (レス) id: 462242a30f (このIDを非表示/違反報告)
〜NAE〜(プロフ) - 名無し24407号さん» なんというありがたいお言葉T^T 本当にありがとうございます!ご期待に応えられますよう頑張ります><。 コメントありがとうございますっっめちゃくちゃ励みになりますT^T (2018年3月23日 13時) (レス) id: 4cc4eb82da (このIDを非表示/違反報告)
名無し24407号(プロフ) - どハマり!続きが気になって仕方ないてます!更新お願いします!待ってます!! (2018年3月23日 11時) (レス) id: 6ceee168e8 (このIDを非表示/違反報告)
〜NAE〜(プロフ) - nagisaさん» nagisa様こんにちは!とっっっっっっても嬉しいお言葉ありがとうございますT^T これからもがんばりますのでよろしくお願い致します><。 コメントありがとうございました♪ (2018年3月22日 14時) (レス) id: f67a508fa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:〜NAE〜 | 作成日時:2018年3月21日 0時