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実家からタクシーで直行したのは事務所だった。
代表の執務室を訪れる。
深く一礼した後、ジョンデは背筋を伸ばして代表を見た。
JD「ご迷惑をおかけしました」
ジョンデの顔を見て、代表は微笑んだ。
CEO「吹っ切れたようだな」
代表の言葉には、間違いがあった。
JD「吹っ切れたんじゃありません。解決出来たんです」
CEO「解決？」
JD「はい。話は全部聞きました。俺の為に一芝居打って下さった事、感謝しています」
CEO「・・・彼女は？」
代表はすぐに何かを察知した。
JD「仕事でトラブって大怪我を負ってしまって、今は俺の実家に身を寄せてます。
母が彼女の世話をかってでてくれました。
怪我が治り次第、こちらに呼び寄せて一緒に暮らしたいと思っています。よろしくお願いします」
ジョンデは臆することなく言い切った。
CEO「私に許可を求めている訳じゃないんだな」
JD「はい。公表する時期はお任せしますが、彼女が戻って来たら一緒に暮らします。
結婚も考えているので、その時期についても検討をお願いします」
実家に戻るまではいつ倒れてもおかしくないほど不安定だったジョンデの変わりように代表は目を丸くする。
CEO「そんなに彼女が大切なのか？」
ジョンデは笑顔すら浮かべながら代表をまっすぐ見つめ返す。
JD「はい。これからもずっと一緒に居たいと、そう思ってます」
CEO「メンバーが・・特にチャニョルは許さないんじゃないか？あれが一番怒っていたようだし」
JD「全員説得します。全員説得して、堂々と彼女を紹介します」
代表は何かを言いかけたがふっと笑って
CEO「今後も仲間を大切にして仕事に邁進するなら、好きにしろ。
くれぐれも彼女の事を外部に漏らさない事。それだけが条件だ」
そういうと机の上の書類に目を落とした。
ジョンデは入って来た時と同じように深く一礼する。
JD「これからも頑張りますのでよろしくお願いします」
そうして、胸を張って執務室を後にした。
･
JD「ただいまー」
宿舎に戻って来たジョンデは玄関で大きな声を上げた。
中に入ると、リビングにいたメンバーが全員ジョンデを見つめて固まっていた。
JD「ただいまｗ」
満面の笑顔であいさつをするジョンデ。
KS「おかえりジョンデ」
最初に口を開いたのはギョンス。
SE「おかえりー！ヒョン！」
セフンが駆け寄った。
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〜NAE〜(プロフ) - 樹真さん» コメントありがとうございます！すみません今頃気が付きましたT^T ご意見ありがとうございます！ (2019年3月29日 13時) (
レス) id: 939b6e9883 (このIDを非表示/違反報告)
樹真 - レイも出してください (2018年5月3日 14時) (レス) id: d1804e3079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2018年1月14日 17時
