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JD「俺の事傷つけて・・・苦しかった？」
「うん」
ジョンデは少し体を離して、パムの顔を覗き込んだ。
JD「俺に会いたかった？」
パムは見上げた。
「うん、会いたかった」
パムにそっと口づけるジョンデ。
JD「俺も会いたかった」
２人は互いを抱き締め合った。
パムをベッドに寝かせ、手を繋いだまま傍らに座っているジョンデ。
JD「いくら入ってたの？あの封筒」
すっかり調子を取り戻したジョンデの口は止まらず、あれもこれもと話を聞きだしている。
「知らない。偽物を用意しろって言ったのにほんとに札が入ってて、頭来たから叩き返したもん」
JD「頭来たの？ｗなんで？」
「あたしを見下してるってことでしょ？腐っても労働の対価でしか貰わないわよ金なんて」
一緒にいた時と変わらないパムの調子に吹き出すジョンデ。
JD「でも俺の記憶が戻ったら世話代要求するって言ってたじゃん。それだとは思わなかったの？」
「それは直接あんたから徴収する気だったもん。なんで見ず知らずのおっさんに大金詰まれなきゃなんないのよ気色悪い」
JD「見ず知らずのおっｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ジョンデは転げまわりそうな勢いで笑っている。
JD「まったくパムはほんとにかっこいいんだから」
「あ、ねぇ」
JD「ん？」
笑い転げているジョンデを呼んだパム。
「それ、あたしの本当の名前じゃない」
自分で言って目を逸らすパム。
ジョンデはパムの頬に手を添えて自分の方を向かせた。
JD「俺の名前も、チョンじゃない。
ちゃんと呼んで？俺は、キム・ジョンデ。
君は？」
にっこりほほ笑むジョンデに照れたような顔で
「A。名字はないの。孤児院の院長のだから」
彼女は答えた。
JD「A・・・いい名前」
「ジョンデ」
JD「うん」
「好きだよ、ジョンデ」
JD「うん、俺も。大好きだよA」
･
長い時間戻ってこない弟の様子を見に来た兄がこっそり客間を覗いて小さく笑った。
JD兄「風邪引いたらどうすんだ」
ベッドにもたれて眠っているジョンデにそっと上着を掛けて、Aのめくれている布団を直して、兄は階下へ戻り、そして両親に挨拶をするとソウルに帰って行った。
･
･
一週間程実家で過ごしたジョンデはソウルへ戻った。
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〜NAE〜(プロフ) - 樹真さん» コメントありがとうございます！すみません今頃気が付きましたT^T ご意見ありがとうございます！ (2019年3月29日 13時) (
レス) id: 939b6e9883 (このIDを非表示/違反報告)
樹真 - レイも出してください (2018年5月3日 14時) (レス) id: d1804e3079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2018年1月14日 17時
