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ベッドの中でパムが動いたのを感じるジョンデ。
くっつけていた額を放して顔を上げると、パムがジョンデを見つめていた。
「あんたが謝る必要なんてない・・・謝らなきゃならないのは、あたしの方」
ジョンデをまっすぐ見つめるパム。
「あんたの仲間を傷つけてごめん。早いうちに仲間の所に返してあげられなくてごめん。
・・・・・・・・・・・・・・・好きになってごめんなさい・・・」
パムの言葉にジョンデは目を見張った。
自分の一方的な想いだと思っていた。
「あんたが帰りたくないっていう気持ちに付け入ってたのはあたしの方・・・
いつのまにか・・・帰したくないって思ってた・・・だからあんたの仲間をわざと遠ざけてた・・・」
パムの目に涙が溢れているのに気付くジョンデ。
「あんたの仲間が苦しんでるのを見て、気が付いたの・・・帰さなきゃって。
あんたはあたしのものじゃない。あたしなんかと一緒にいちゃいけないって・・・。
だから、あたしを怖がってる子の指を・・・そうして一番偉い人と連絡を取った。
もう二度とあんたがあたしの所になんか戻らないように、金が詰まったように見せた偽の封筒を準備させて取引したように見せかけたの・・・。
あんたを傷つけて、二度と顔も見ないようにすればそれで終わりだって思ってた・・・でも・・・」
パムが左手でジョンデの頬にそっと触れた。
「苦しくて・・・・・あんたがいた家に一人でいるのは辛すぎた・・・。
自分がこんなに弱くなってるなんて思いもしなくて・・・仕事でミスったの。
めんどくさい連中に捕まって、袋叩きにされた。
足も腕も折られて、そのまま死んじゃってもよかったのに、連中も警察沙汰は面倒みたいで死ぬ前に逃げられた・・・」
パムの手を掴んで頬を寄せるジョンデ。
「あんたのお母さん、何度放っといてって言っても離れてくれなくて・・・
死に損なっちゃった・・・・。
だめだってわかってるのに・・・ここまで来ちゃった・・・。
もう二度と会わないって決めたのに・・・あたし、めちゃくちゃめんどくさい」
ジョンデは立ち上がってパムを抱き締めた。
泣いているパムを見るのは初めてだった。
抱き締め返してくる左手が弱々しく感じるのも、初めてだった。
JD「俺の事・・・好き？」
ジョンデも泣きながら、呟いた。
「うん」
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〜NAE〜(プロフ) - 樹真さん» コメントありがとうございます！すみません今頃気が付きましたT^T ご意見ありがとうございます！ (2019年3月29日 13時) (
レス) id: 939b6e9883 (このIDを非表示/違反報告)
樹真 - レイも出してください (2018年5月3日 14時) (レス) id: d1804e3079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2018年1月14日 17時
