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JD(俺はパムに捨てられたのかな・・・)
あの日代表から受け取っていた分厚い封筒は何だったのか。
そこから導き出される答えをジョンデは飲み込めずにいた。
JD(好きにしたらいいって言ってたのに・・・なんでこんな突然・・・)
考える度に涙が溢れて、苦しさにうめき声をあげる。
JD(電話番号も知らない・・・・一緒に住んでたのに・・・)
パムの過去を知ってから満足にコミュニケーションを取れなくなっていた自分が恨めしかった。
もっと傍に居たかった。
ただその思いだけがジョンデを苦しめている。
手の中の携帯が震えた。
実家からの着信だった。
ジョンデは涙を抑える事が出来ず、出る事が出来なかった。
母親に心配をかけている事はわかっていたが、到底喋る気力もわかない。
泣き疲れて眠ってしまうのが、ここ最近のジョンデの日常だった。
･
特にメンバーとの諍いもなく、カムバも無難にこなしてジョンデは落ち着きを取り戻しているかのようだったが、相変わらず部屋に閉じこもってばかりいるし、出掛けた先でパムに似た人を見かけると追いかけてしまう事がたびたびあった。
野外イベントで似た風貌のファンを見かけただけで客席に飛び降りてしまうアクシデントまで起こして周りを唖然とさせていた。
SU「ジョンデ。いくらなんでもあれはないだろ。ファンの子たちが怪我したらどうするんだ」
見かねたジュンミョンがジョンデを叱る。
JD「ごめん」
パムではなかった事に毎回ひどいショックを受けているジョンデは心ここに非ずな声だった。
SU「いい加減にしろ！怪我人が出てからじゃ遅いんだぞ！」
ジュンミョンが声を荒げた。
JD「ごめん」
ジョンデは同じ言葉しか繰り返さない。
SU「人の話をっ」
KS「ヒョン」
ギョンスがジュンミョンを止めた。
KS「ジョンデ、次はもうしないな？」
JD「・・・」
SU「ちゃんと答えないか、ジョンデ」
JD「・・・」
KS「次は俺がちゃんと止めるから」
SU「そういう問題じゃ」
SE「俺もちゃんと止めるよヒョン」
セフンもジョンデとジュンミョンの間に立った。
SU「・・ちゃんと止めるんだぞ」
ジュンミョンは２人の気持ちを汲んで言葉を飲み込んだ。
ギョンスとセフンに庇われても、ジョンデは御礼も言わずに肩を落としたまま控室に戻って行った。
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〜NAE〜(プロフ) - 樹真さん» コメントありがとうございます！すみません今頃気が付きましたT^T ご意見ありがとうございます！ (2019年3月29日 13時) (
レス) id: 939b6e9883 (このIDを非表示/違反報告)
樹真 - レイも出してください (2018年5月3日 14時) (レス) id: d1804e3079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2018年1月14日 17時
