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JD「パム！！パム！！！」
ジョンデが狂ったようにパムを呼んだ。
どこにも姿が見えない。
懸命に暴れるが、バンの中に連れ込まれてしまった。
目の前でドアが閉まる。
JD「パム！！！！パム！！！」
ジョンデはそれでも暴れるのをやめない。
すぐそばにタクシーが停車した。
下りて来た男が代表だとわかるとジョンデが暴れるのをやめた。
そして、どこにいたのかパムが姿を見せた。
JD「パム！！！」
ジョンデが助けを求める叫びをあげる中、代表がパムに近づき、そして
分厚い封筒が手渡された。
JD「なに・・・？」
受け取った分厚い封筒をパムはズボンのポケットに押し込んで、代表が降りたタクシーに乗り込んで行った。
JD「パム！！！！行かないで！！！！パム！！！！！」
車内にむなしくジョンデの叫び声が響く中、一度もバンを見なかったパムを乗せたタクシーが走り去って行った。
CEO「帰るぞ、ジョンデ」
もう抵抗の意思を無くしてぐったりとしたジョンデに、バンの助手席に乗り込んだ代表がそう告げた。
･
･
CY「ジョンデ！！！」
宿舎の玄関に佇むジョンデを見てチャニョルがまっさきに駆け寄った。
BH「ジョンデ！おかえりっ」
JI「ジョンデヒョン！」
SU「ジョンデ」
次々にみんなが駆け寄ってきて囲まれるジョンデだが、目は虚ろだった。
パムが言った『昼のうちに帰れる』というのはこの場所だったのか。
KS「ジョンデ・・・おかえり」
ギョンスがジョンデを抱き締めた。
XM「腹減ってないか？ジョンデ」
ギョンスの肩越しにミンソクに視線を向けるジョンデ。
そしてその先に、傍に寄ってこないセフンを見る。
見た事が無い包帯が巻かれた手が目に入った。
JD「セフン・・？」
ようやく声を出したジョンデ。
SE「お、おかえりなさいジョンデヒョン」
さっと包帯が巻かれた手を隠すセフンの行動に、胸がざわついたジョンデ。
CY「あの女にやられたんだよ」
チャニョルが低い声で言った。
SU「チャニョル！」
ジュンミョンが制止の声を上げる。
ギョンスから離れてセフンの傍に行くジョンデ。
CY「やっぱりあいつ言ってなかったんじゃん。セフンの指の関節外したんだよ。全治１ヵ月だって」
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〜NAE〜(プロフ) - 樹真さん» コメントありがとうございます！すみません今頃気が付きましたT^T ご意見ありがとうございます！ (2019年3月29日 13時) (
レス) id: 939b6e9883 (このIDを非表示/違反報告)
樹真 - レイも出してください (2018年5月3日 14時) (レス) id: d1804e3079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2018年1月14日 17時
