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「今から出掛けよ」
夕食を取っている中パムが突然言い出した。
JD「今から？別にいいけど、どこいくの？あ、俺夕方から配達頼まれてるのがあるからあんまり遅くなると困るんだけど」
「昼のうちに帰れるよ」
JD「わかった」
そうして食事の片付けを済ませると、パムに連れ出されて家を出た。
タクシーで数時間走った先で一軒家の前に下ろされる二人。
JD「え？なにこれ。泊まるの？」
ジョンデが不思議そうな声を上げた。
「大田(テジョン)は遠すぎるから、ここで我慢して。ふらっと出掛けたいって言ってたじゃん」
JD「唐突すぎでしょｗｗｗ」
ジョンデはケラケラと笑いながらパムについて家の中に入って行った。
洒落た内装の比較的新しい建物。
ジョンデはベッドに転がって大きなテレビで映画を見、パムはソファに座って同じものを見ている。
おもむろに立ち上がったパムがジョンデの方へやって来た。
JD「ん？」
転がったままパムを見あげるジョンデ。
何も言わずにパムはジョンデの懐に入って横になった。
JD「どうしたの？パム」
ジョンデの問いかけにパムは答えない。
パムは何も言わずジョンデの胸元に顔を埋めた。
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-ピンポーン-
パムのぬくもりでいつの間にか眠っていたジョンデの耳にインターホンの音が届いた。
腕の中からさっとパムが抜け出したのを感じ取る。
JD(誰だろ・・・)
応対する声は聞こえない。
JD(はじめて来た場所なのに、誰が訪ねて来・・・)
寝ぼけている頭が思考によってはっきりとしてくる。
戻ってくる足音は、
複数だった。
JD「！？」
ジョンデは驚いてベッドの上でｶﾞﾊﾞｯと上体を起こした。
数人の男たちに囲まれていた。
JD「誰っ！・・・パム！！！」
男たちが手を伸ばしてきてジョンデを捕まえてベッドから連れ出した。
JD「はな、せ！！誰なんだ！！やめっ！・・・離せ！！！」
もがいても男たちの手を払いのけられず、軽々と引きずり出されていくジョンデ。
あっという間に家の外まで引っ張り出される。
周りに人家はなくのどかな光景が広がっていたが、不似合いな黒塗りのバンが止まっている。
すぐにそのバンが事務所のものだと気付くジョンデ。
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〜NAE〜(プロフ) - 樹真さん» コメントありがとうございます！すみません今頃気が付きましたT^T ご意見ありがとうございます！ (2019年3月29日 13時) (
レス) id: 939b6e9883 (このIDを非表示/違反報告)
樹真 - レイも出してください (2018年5月3日 14時) (レス) id: d1804e3079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2018年1月14日 17時
