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丁寧にお辞儀をした二人を、パムはただ見つめていた。
SU「今までご迷惑をお掛けしました。こいつの無礼も許して下さい」
電話で聞いた事がある声だ、とパムは考えていた。
SU「これ以上あなたに迷惑をかけるつもりはありません。ジョンデを返して下さい」
冷静な二人の目が、パムを見据えた。
XM「セフンの指、関節を外したのはわざとですよね」
チャニョルがまた拳を握る。
XM「あなたの実力なら折る事も容易だったはずなのに、手加減してくれた。もうこの辺で俺たちの複雑な関係を清算しませんか。あなただってそれを望んでる・・・ですよね」
パムは黙ったまま二人を見つめ返す。
SU「今ここで終わらせてくれれば、もうあなたに迷惑がかかる事はありません。お願いします。ジョンデを返して下さい」
「・・・・・・」
CY「なんで何も言わないんだよ！！」
焦れたチャニョルが叫んだ。
SU「やめろって言っただろチャニョル」
CY「だって！こいついつもジョンデじゃない、ジョンデなんて知らないってシラ切るのに、なんで今日はなにも言わねんだよ！俺たちの事馬鹿にしてるとしか思えない！セフンの指痛めつけて、何様なんだよお前！ジョンデはセフンの指の事知ってんのか！？どうせ言ってないんだろ！」
いまにも殴りかかりそうな勢いでチャニョルが喚いた。
XM「いい加減にしろ。彼女を呼んでもらうためにお前を連れて来たけど、黙ってられないなら叩きだすぞ」
CY「なんで二人ともそんな冷静なんだよ！！セフンが痛めつけられて泣いて帰って来たのに！！
ジョンデはいつまでたっても帰ってこないし、全部こいつのせいじゃん！！」
SU「それは話し合ったろ。彼女のせいだけじゃない。俺たちが原因だって」
CY「これ以上仲間を傷つけられるのは黙ってられない！！返せよジョンデを！お前なんか俺たちの人生に関係ないだろ！さっさと出て行ってくれよ！！」
XM「チャニョル！」
「そうだよ、関係ない」
パムが口を開いた。
CY「あ？」
「あんたたちの人生にあたしが関係ないように、
あたしの人生にもあんた達なんて関係ない」
CY「こっの！！！！！」
２人の制止を振り切って、チャニョルがパムに掴みかかった。
そしてあっという間に床に叩きつけられた。
CY「がはっ！」
SU「チャニョル！」
パムはすぐにチャニョルから離れた。
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〜NAE〜(プロフ) - 樹真さん» コメントありがとうございます！すみません今頃気が付きましたT^T ご意見ありがとうございます！ (2019年3月29日 13時) (
レス) id: 939b6e9883 (このIDを非表示/違反報告)
樹真 - レイも出してください (2018年5月3日 14時) (レス) id: d1804e3079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2018年1月14日 17時
