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家に戻る前に、またあの公園でベンチに佇むパム。
(なにやってんだろあたし・・・)
夜が更けても星はよく見えない街かどで夜空を仰ぐパム。
(あたしはここで生きて、そして死んでく。
あの人がそうしたように。
誰も傍に置かないし、誰の傍にもいない。
そう決めて生きて来たのに・・・いつの間にか違うものを見てた)
パムの心を埋めていたのは、温かいなにか。
(元に戻らなきゃ・・・
あたしは何かを望んでいい人間じゃない。
生まれた時から決まってた。
わかってたはずなのに)
全てを諦めたような表情は穏やかだった。
だが、
(チョンの・・・ジョンデの仲間に手を出した・・・)
先ほどまでとは別人のように、苦悩した顔で地面を見つめるパム。
(・・・これでもう・・・終わりだ・・・)
セフンを傷つけた両手を、睨むように見つめていた。
･
･
パムの家でジョンデが暮らし始めて３ヵ月。
当たり障りない会話と気を抜くと不自然になりそうな笑顔。
お互いに気を張り詰めているような状態だった。
ジョンデはどうパムに歩み寄ればいいのかわからず、
パムは何も気づかない振りをして過ごしている。
そして、パムが待っていた夜が訪れた。
いつもと同じようにオーナーに呼ばれて訪れた先では、VIPルームに素面のチャニョルが待ち構えていた。
チャニョルだけではなく、また見た事が無い顔があった。
パムは静かに部屋に入る。
CY「お前自分がなにしたかわかってんのか」
チャニョルが低い声で唸った。
「もちろん」
パムが簡潔に答える。
CY「いくら俺たちがうざったくても、やっていいことと悪いことがあるだろ」
「うざったいってわかってるくせに繰り返してた自分の非は認めないんだね」
CY「お前っ！」
チャニョルがパムに掴みかかろうとした。
▢「よせチャニョル！話し合いが出来ないならお前は帰れ」
チャニョルよりも小さい男が簡単に彼を止めた。
CY「ヒョン！」
▢「こんな事がしたいなら出て行け。邪魔だ」
拳を握ったチャニョルを後ろに追いやって、パムの前に出て来た色の白い男が二人。
SU「EXOのリーダー、キム・ジュンミョンです。はじめまして」
XM「うちの弟たちがお世話になってます。キム・ミンソクです」
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〜NAE〜(プロフ) - 樹真さん» コメントありがとうございます！すみません今頃気が付きましたT^T ご意見ありがとうございます！ (2019年3月29日 13時) (
レス) id: 939b6e9883 (このIDを非表示/違反報告)
樹真 - レイも出してください (2018年5月3日 14時) (レス) id: d1804e3079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2018年1月14日 17時
