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パムが一歩前に出るとセフンがまたビクついた。
KS「僕たちも何度でも言います。会わせて下さい。会って確認させてもらえるまで、やめません」
パムはギョンスと合わせていた視線を外した。
そして動く。
KS「っ！・・・」
SE「えっ！うわっ！」
さっと二人に駆け寄るとギョンスを突き飛ばして、唖然としているセフンの片手を掴んだ。
SE「うわっ、うわっ！なに、お姉さんっ」
いきなり目の前に来たパムに震えあがるセフン。
パムは掴んだセフンの手を捻って後ろに回った。
SE「痛い！」
KS「セフン！！」
突き飛ばされて転んだギョンスが立ち上がって2人を見た。
「浅黒い子にしか言ってないけど、次があったら体に傷をつけてやるって言ったの」
セフンの手を背中で捻り上げる。
SE「うあ！」
KS「セフン！」
「あの子はあんた達の仲間だから、同じことよね」
平然とした顔でセフンの後ろからギョンスを見ているパム。
ギョンスは動けないままセフンとパムの顔を交互に見ていた。
「怖がってる子にこんな事してごめんね？
でも、あんた達が悪いのよ」
そう言った後、セフンの背中でパムの手が動いて
SE「わああああああああ！！！！！」
セフンが悲鳴を上げた。
KS「何をっ！やめて下さい！！セフンを離して下さい！」
ギョンスがうろたえた表情になる。
だがパムの視線のせいか、セフンに駆け寄れないでいた。
「病院に連れて行った方がいい。ちゃんと治療しないと、大変なことになるよ」
ゆっくりとパムが手を離すと、セフンは膝を折って地面にへたり込んで左手を押さえて泣き出した。
SE「指っ・・・指、折れたっ・・」
KS「セフン！」
ようやくギョンスは金縛りが解けたかのように足が動いて、セフンに駆け寄った。
「これでわかった？もうあたしに面倒かけないで。あんたたちの顔は二度と見たくない」
セフンを庇いながらギョンスがパムを見上げた。
KS「どうしてここまでするんですか！？僕たちは話し合いたいだけなのに！」
パムの目は酷く冷えていた。
「話し合いっていうのは対等の立場で行うものでしょ？あんた達のは単なる迷惑行為。
あたしは何度も忠告した。それを無視したのもあんた達。自業自得。お大事に」
そう言うと、パムは2人を置き去りにして去って行った。
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〜NAE〜(プロフ) - 樹真さん» コメントありがとうございます！すみません今頃気が付きましたT^T ご意見ありがとうございます！ (2019年3月29日 13時) (
レス) id: 939b6e9883 (このIDを非表示/違反報告)
樹真 - レイも出してください (2018年5月3日 14時) (レス) id: d1804e3079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2018年1月14日 17時
