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優しい目でパムに見つめられて、見る間に涙を溢れさせるジョンデ。
JD「どうしてそんなに優しいんだよ・・・俺の事よく知らないくせに・・・・・
嘘ばっかりついてる俺なのに・・・」
パムの手を額に当ててジョンデは泣いた。
「優しくなんてない・・・あんただってあたしの事、よく知らないでしょ？
あたしは・・・優しい人間なんかじゃない。だから、泣かなくていいよチョン」
JD「俺・・・どうしたらいいかわからない・・・
パムに迷惑かけるのはいやだ・・・だけど、一緒にいたいんだ・・・
許されない事だってわかってるけど・・でもどうしても、ここから出て行くなんて出来ない」
ジョンデがここに来て初めて、逃げずに自分の内側と格闘している。
JD「パムが好きなんだ・・・・・俺は嘘つきで卑怯な俺だけど・・・それだけは真実なんだよ・・
誰かを傷つけてるのはわかってる・・・パムも傷つけてるのかもしれないけど・・・俺、ここにいたい・・・」
パムが体を動かしてジョンデに近づき、頭に口付けた。
JD「パム・・・？」
ジョンデが顔を上げてパムを見つめた。
パムはにっこりと笑っている。
「あんたがしたい事・・あたしが守ってあげる。だから、泣かないで」
ジョンデはパムの右腕を気にしながら隣に横になった。
パムはまた眠っていた。
青白い顔をしているが寝息は安らかだった。
JD(どうしたら、俺がパムを守れるんだろう・・・)
今のままではそんな事は不可能で、逆に守られている。
自分が知らない所で、確実に皆がパムを追い詰め始めている事にジョンデは拳を握った。
頭をフル回転させて解決策を講じなければ、この生活はそのうち終わってしまう。
パムと一緒にいたい。
それだけが、今のジョンデの願いだった。
あんなに大切だった仲間の事は、二の次になっていた。
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〜NAE〜(プロフ) - 樹真さん» コメントありがとうございます！すみません今頃気が付きましたT^T ご意見ありがとうございます！ (2019年3月29日 13時) (
レス) id: 939b6e9883 (このIDを非表示/違反報告)
樹真 - レイも出してください (2018年5月3日 14時) (レス) id: d1804e3079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2018年1月14日 17時
