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ベッドのすぐそばに、多分ベッキョンが座っていたであろう椅子が置いてあった。
Aはそこに腰を下ろしてベッドの中のチャニョルを見つめた。
点滴は大きな袋が二つ下がっている。
顔には目立った傷はなかった。
「うぅ・・・ヨリ・・・どうしてこんなことに・・・」
痛々しすぎてどこに触れていいかもわからないAはベッドに顔を伏せて泣いた。
CY「ん・・・」
チャニョルの声にAがガバッと顔を上げた。
「ヨリ！？」
CY「ん？・・A？どうした？俺寝てた？」
眩しそうな顔をしてチャニョルが言う。
「どうしたじゃないよ！あんたこそなにしてんのよ！」
Aはまた涙を流しながら声を荒げた。
CY「え？・・あれ？なに？ここどこ？」
辺りを見渡したチャニョルが不思議そうに聞いた。
「病院！」
CY「病院？え、なんで？」
「覚えてないの！？」
CY「は？・・うわ、なんだこれ。あ”！・・・・・体中いてぇ・・」
自分の腕を見て、驚いて体を揺らすと激痛に顔を歪める。
「もうっ！・・心配したんだから！・・心配・・・ううう」
CY「泣くなよ。なに、俺どうしたの？」
「事故にあったんだって！信号無視の車とぶつかったって！・・リハで怪我したまま車運転して避けそこなったんじゃないかって！」
チャニョルは記憶をたどる様な顔をした。
「その右手・・・酷くて手術したんだって！！ばかヨリ！！」
CY「マジで？・・・やべぇどうしよう、明日コンサートなのに・・・」
「ばかばかばか！ばかヨリ！！おおばか！！！」
Aは自分の足を叩きながら泣き喚いた。
CY「いや、お前泣くか怒るかどっちかにしろよ。あとうるさい」
「〜〜〜〜〜〜っ！うわぁあああああん！！」
CY「うおっなんだよ泣く方選ぶのかよっ」
「怪我だらけだし起きなかったらどうしようって不安だったぁああああああん！」
CY「ごめんって。もう起きたから安心しろよ」
「そんな重症でなにが安心しろよなのよぉおおおおお！うわぁあああああん！」
CY「まいったな・・ごめんって。もう泣くなようるさいから」
「あんたもデリカシーなさすぎぃいいいい！ばかぁああああああ！うわぁああああん！」
大声で泣くAを抱き締めたくても体が動かず、チャニョルはベッドの中で苦笑いをしていた。
何時間か経過して、チャニョルの病室のドアが開いた。
SE「ヌナー。ばかヒョンまだ目覚まさないの〜？」
CY「誰がばかヒョンだおい」
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〜NAE〜(プロフ) - JMさん» ありがとうございます(´；ω；`)ｳｯ…ありがとうございます(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ 温かいお言葉にとっっても励まされます( ﾉД`)ｼｸｼｸ…これからもよろしくお願い致しますっっっ (2017年10月17日 22時) (
レス) id: b1ae71ac5c (このIDを非表示/違反報告)
JM(プロフ) - すごく面白いです。これからも更新楽しみにまってます！ (2017年10月17日 14時) (レス) id: e72fe5dfc5 (このIDを非表示/違反報告)
〜NAE〜(プロフ) - Natsumiさん» こちらこそコメントありがとうございました(´；ω；`) とてつもなく嬉しいお言葉をありがとうございます！これからも頑張りますのでよろしくお願い致します(´；ω；`) (2017年10月3日 6時) (レス) id: b1ae71ac5c (このIDを非表示/違反報告)
Natsumi(プロフ) - まだ話は終わってないですが、感動しました。いつなくなるかわからない愛されてる瞬間を一つも逃さず見つめるのに忙しい』という、セリフとても心にグッときました。このような作品を書いてくださり、ありがとうございす。これからも応援しています。 (2017年10月2日 22時) (レス) id: 0ebe569505 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2017年9月28日 17時
