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ホテルの部屋の番号までベッキョンが把握していた為セフンは難なくホテルにたどり着いた。
SE(ベッキョンともツーカーのくせに俺だけ完全にのけ者扱いってどういうことだよ。あったまくるなぁ)
Aの部屋へ向かう廊下を歩くセフンの足取りが荒いものになっていた。
ドアチャイムを鳴らすとすぐに扉が内側に開かれて
SE「ヌ、」
「早く連れてってセフ」
泣きはらした目で部屋から飛び出してこようとしたAの口を咄嗟に押さえて部屋に押し込んだセフン。
SE「とりあえず落ち着いてよ。そんなパニック状態で連れてけないよ、バレたら困るし」
ドアを後ろ手で閉めていると口を押えている手を払いのけられた。
「うう・・・・なんで事故なんか・・・」
しゃがみ込んでしまいそうになったAを支えるセフン。
SE「ベッキョニヒョンが運転止めたんだけど時間ないから運転してくって。ヌナとの約束だったんだね」
Aはセフンを見あげた。
「チャニョル・・・無事なの？怪我は重いの？」
SE「頭打ってるから寝てるけどそんなひどくないよ」
「頭っ・・・どうしよう・・明日コンサートなのに・・私のせいで」
SE「ちがうよ。相手信号無視してきたらしいし避けそこなったヒョンのミス。ヌナのせいじゃない」
「だけど私との約束守ろうとしたせいで・・」
SE「ちがうったら。そんなうっとうしい事でメソメソする人だったの？ヌナ」
「なによ！」
セフンの言葉に支えられている手も払いのけたA。
SE「落ち着かないと連れてかない。泣き止んで化粧直しなよ、酷い顔してるよ」
飄々と言い放つセフン。
「あんたってデリカシーない男！」
SE「よく言われる」
Aはバスルームに駆け込んで化粧を直した。
･
セフンの憎まれ口のおかげで落ち着きを取り戻したAはセフンに連れられて病院に到着した。
廊下に出ていたベッキョンが二人を見つける。
BH「セフン」
SE「ヒョン、ヨリヒョン起きた？」
BH「まだ」
「あの・・」
セフンの後ろからバツが悪そうな顔をしてベッキョンの前に出るA。
BH「あなたがAヌナですね。はじめまして」
ベッキョンは柔らかい笑顔で迎えた。
「はじめまして、ベッキョンさん。あの、チャニョルは・・」
BH「まだ麻酔がきいてて眠ってます」
「麻酔・・・手術したんですか？」
BH「腕の怪我がちょっと酷くて・・」
「っ・・・」
口元を押さえて声を飲み込むA。
SE「泣かないでヌナ」
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〜NAE〜(プロフ) - JMさん» ありがとうございます(´；ω；`)ｳｯ…ありがとうございます(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ 温かいお言葉にとっっても励まされます( ﾉД`)ｼｸｼｸ…これからもよろしくお願い致しますっっっ (2017年10月17日 22時) (
レス) id: b1ae71ac5c (このIDを非表示/違反報告)
JM(プロフ) - すごく面白いです。これからも更新楽しみにまってます！ (2017年10月17日 14時) (レス) id: e72fe5dfc5 (このIDを非表示/違反報告)
〜NAE〜(プロフ) - Natsumiさん» こちらこそコメントありがとうございました(´；ω；`) とてつもなく嬉しいお言葉をありがとうございます！これからも頑張りますのでよろしくお願い致します(´；ω；`) (2017年10月3日 6時) (レス) id: b1ae71ac5c (このIDを非表示/違反報告)
Natsumi(プロフ) - まだ話は終わってないですが、感動しました。いつなくなるかわからない愛されてる瞬間を一つも逃さず見つめるのに忙しい』という、セリフとても心にグッときました。このような作品を書いてくださり、ありがとうございす。これからも応援しています。 (2017年10月2日 22時) (レス) id: 0ebe569505 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2017年9月28日 17時
