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SE「アイドルの顔殴るなよ」
「殴られる事する方が悪いでしょ」
怯えもせずセフンを睨みつけるA。
「もうここでいい。降りる」
シートベルトを外すA。
SE「こんなとこで降りてどうするんだよ」
「もうあんたと一緒にいたくないから。せっかくの楽しい思い出がこんなことで塗り替えられるなんて最悪すぎ」
ドアロックを解除してドアを開けようとするがすかさず運転席からロックをかけられた。
「・・外しなさいよ」
SE「空港まで送る」
「あんたと一緒にいたくないって言ってんでしょ」
SE「もうしないから。シートベルトして」
セフンは前を向いたまま言った。
ロックを開けようとしない。
しばらく無言のままAは睨みつけたが、セフンが動こうとしないのでしかたなくシートベルトをもう一度締めた。
その音を聞いたセフンもシートベルトを締めなおして、車はまた走り出した。
空港まで一言も言葉を交わさないままだった。
国際線ターミナルに近い立体駐車場に車は止まる。
ようやくロックが解除された。
「トランク開けて」
それだけ言うとAはすぐに車を降りた。
トランクからスーツケースを取り出したAは開けっ放しにした助手席に戻ってくる。
屈んで上半身半分を車内に突っ込んだ状態で
「送ってくれてありがとう」
セフンに向かって言った。
SE「そういうことはきっちり言うんだ」
「礼儀だからね。あと一つ」
SE「なに？」
「ヨリになにかしたら絶対許さないから」
セフンは少し驚いた顔をした。
SE「なんだよそれ」
「あんたたち大事な仲間同士じゃん。私のことなんかで仲たがいとかくだらないことしないで。私がいないからってヨリに八つ当たりもしないで。わかった？」
Aは怒っているわけでもなく読み取りづらい表情だった。
SE「大きなお世話」
「とにかくWe are One！EXOを愛してるから。じゃね」
助手席のドアをバタンを閉めて、Aは颯爽とターミナルへ向かって歩いて行った。
ルームミラーでその後ろ姿を見送っていたセフンが大きく息を吐いてハンドルに覆いかぶさった。
SE(ヨリヒョンになにか、ね・・・ヨリヒョンじゃなきゃいい？ヌナ・・
ああ、俺ってこんなだったっけ？なんかもうわかんないや・・・)
セフンは笑っていた。
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〜NAE〜(プロフ) - JMさん» ありがとうございます(´；ω；`)ｳｯ…ありがとうございます(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ 温かいお言葉にとっっても励まされます( ﾉД`)ｼｸｼｸ…これからもよろしくお願い致しますっっっ (2017年10月17日 22時) (
レス) id: b1ae71ac5c (このIDを非表示/違反報告)
JM(プロフ) - すごく面白いです。これからも更新楽しみにまってます！ (2017年10月17日 14時) (レス) id: e72fe5dfc5 (このIDを非表示/違反報告)
〜NAE〜(プロフ) - Natsumiさん» こちらこそコメントありがとうございました(´；ω；`) とてつもなく嬉しいお言葉をありがとうございます！これからも頑張りますのでよろしくお願い致します(´；ω；`) (2017年10月3日 6時) (レス) id: b1ae71ac5c (このIDを非表示/違反報告)
Natsumi(プロフ) - まだ話は終わってないですが、感動しました。いつなくなるかわからない愛されてる瞬間を一つも逃さず見つめるのに忙しい』という、セリフとても心にグッときました。このような作品を書いてくださり、ありがとうございす。これからも応援しています。 (2017年10月2日 22時) (レス) id: 0ebe569505 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2017年9月28日 17時
