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チャニョルを見舞うついでにAを退屈させない為なのかまたその逆なのか。
１人で来たり数人で来たり。
ベッキョンに至ってはAを遊びに連れ出したりもした。
(戻ってきたところをチャニョルに叩かれるおまけつきで)
だが、セフンだけは一度も来なかった。
CY「あー。明日帰国かぁ」
「結局退院は出来なかったね」
交通事故な上に入院した翌日から３日間ステージに立ち続けたチャニョルを主治医は注意深く診療し、なかなか退院許可を出さなかった。
Aの滞在期限は１週間。
明日飛行機に乗る。
CY「ずっとこんなとこに閉じ込めて悪かった」
しんみりとした顔をするチャニョル。
「閉じ込められてるのはあんた。私は付き合っただけ」
Aはにっこり笑った。
CY「映画もショッピングも行けなかったし・・・」
心底がっかりしているチャニョルを見てくすくす笑いながらAはベッドに腰かけた。
「そんなのいつでも、は無理だけどそのうち出来るじゃん」
CY「・・・欲求不満だし」
「ぷっ」
CY「笑うなよ！」
「言われてみれば付き合い始めてからはプラトニックだね、私たち」
Aが片手をベッドについてしなだれた態勢を取りチャニョルに流し目を送る。
CY「煽るなよ」
「煽られてる？」
上目づかいでにやにやしながらチャニョルを見つめるA。
CY「右手以外は全然元気なの忘れてんの？」
チャニョルが左手でAの腕を掴んで引き寄せた。
「左手一本でなにが出来るっていうのよ」
Aはあっさりと左手から逃げるとチャニョルをベッドに押し倒した。
CY「あれ？なにこの態勢」
「さぁ、なんでしょうね？」
CY「俺が食べられちゃうの？」
「こういうのはイヤ？」
熱のこもった視線を送るA。
CY「・・・大歓迎。でも誰か入って来たら」
「さっきベクが帰った時に鍵掛けといた」
Aがチャニョルに口づける。
CY「・・・もしかしてお前も我慢してた？」
「怪我人相手じゃ、ね。もう少ししたら自宅療養にしてもいいって先生も言ってたし・・・大丈夫でしょ？」
CY「はやくぅ♡」
「ばかｗ」
二人きりになるのは初めてではない病室で、２人は初めての夜を過ごす。
体を重ねる事さえ初めてではないのに、関係が変わってから初めてのそれは二人をひどく昂らせた。
加えて、いつもされるがままだったAの方から求められて、チャニョルは眩暈を起こしそうな錯覚を覚えた。
CY「好き」
「うん。私も」
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〜NAE〜(プロフ) - JMさん» ありがとうございます(´；ω；`)ｳｯ…ありがとうございます(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ 温かいお言葉にとっっても励まされます( ﾉД`)ｼｸｼｸ…これからもよろしくお願い致しますっっっ (2017年10月17日 22時) (
レス) id: b1ae71ac5c (このIDを非表示/違反報告)
JM(プロフ) - すごく面白いです。これからも更新楽しみにまってます！ (2017年10月17日 14時) (レス) id: e72fe5dfc5 (このIDを非表示/違反報告)
〜NAE〜(プロフ) - Natsumiさん» こちらこそコメントありがとうございました(´；ω；`) とてつもなく嬉しいお言葉をありがとうございます！これからも頑張りますのでよろしくお願い致します(´；ω；`) (2017年10月3日 6時) (レス) id: b1ae71ac5c (このIDを非表示/違反報告)
Natsumi(プロフ) - まだ話は終わってないですが、感動しました。いつなくなるかわからない愛されてる瞬間を一つも逃さず見つめるのに忙しい』という、セリフとても心にグッときました。このような作品を書いてくださり、ありがとうございす。これからも応援しています。 (2017年10月2日 22時) (レス) id: 0ebe569505 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2017年9月28日 17時
