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隣に来てチャニョルも左手だけで伸びをする。
CY「おい、ここで何すんだよ？」
振り返ってベッキョンの姿を探すチャニョルだったが
CY「あれ？ベッキョン？」
「セフンもいないよ？」
Aも一緒になってキョロキョロを見回したが二人の姿はなかった。
CY「わけがわからん。まぁ車あるからいいけど」
「せっかくだから散歩しようよ」
Aがにっこり笑って右手を差し出した。
チャニョルも笑顔になってその手を取る。
緑が綺麗な自然の中を二人で連れだって歩く。
付き合ってからはじめて、並んで歩いていた。
変装もなく、誰の目も気にせず、堂々と手を繋いで歩く。
ただそれだけの事なのに、Aは上機嫌だった。
CY「そんなに嬉しい？」
にやにやが止まらないチャニョルが言う。
「すっごく」
CY「なんで？」
「あんたと一緒だから」
CY「なんもない広場みたいなとこだけど？」
「誰もいないのが良い。私とあんただけ。めちゃくちゃ贅沢な時間」
今までで一番の笑顔をチャニョルは見ている。
CY「なぁ」
「うん」
CY「好きだぞ」
「知ってる」
CY「お前は？」
「知ってるでしょ」
CY「言って欲しいんだよばか」
「あんたが私の分まで言ってるから言わないんだよばか」
そうして追いかけっこが始まる。
子供の様に明るい声を上げて二人は笑っていた。
小一時間程辺りを散歩して戻ってくる。
先ほどの場所に車がなくなっていた。
CY「まさかの置き去り？嫌がらせかこれ？」
「ベクちゃんがいるのになんで嫌が・・・ヨリ、あんたさては嫌われてるわね皆から」
CY「おいー！！」
そう言いながらも楽し気な二人は周囲を見渡す。
離れた所に煙が上がっている場所がある事に気付いた。
「ねぇ、あれなんだと思う？」
Aがチャニョルの手を引いてそちらを向かせる。
CY「山火事？なわけないか。キャンプファイヤーとかかな。行ってみるか」
「うん」
二人はまたのんびりと歩き出した。
BH「やっぱ気付いたーｗ」
煙が上がっていた所はバーベキューの準備中で、今まさに美味しそうに肉が焼かれている。
そして得意気に笑っているのはベッキョンだった。
CY「説明くらいしろよ。置き去りにされたかと思っただろ」
BH「それでも問題ないって顔してんじゃんかよｗ」
「バーベキューの準備してたの？二人で？」
SE「俺待ってるだけ」
「あ、やっぱり？」
SE「やっぱりってなんだよ」
SU「俺たちが準備したんだよ」
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〜NAE〜(プロフ) - JMさん» ありがとうございます(´；ω；`)ｳｯ…ありがとうございます(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ 温かいお言葉にとっっても励まされます( ﾉД`)ｼｸｼｸ…これからもよろしくお願い致しますっっっ (2017年10月17日 22時) (
レス) id: b1ae71ac5c (このIDを非表示/違反報告)
JM(プロフ) - すごく面白いです。これからも更新楽しみにまってます！ (2017年10月17日 14時) (レス) id: e72fe5dfc5 (このIDを非表示/違反報告)
〜NAE〜(プロフ) - Natsumiさん» こちらこそコメントありがとうございました(´；ω；`) とてつもなく嬉しいお言葉をありがとうございます！これからも頑張りますのでよろしくお願い致します(´；ω；`) (2017年10月3日 6時) (レス) id: b1ae71ac5c (このIDを非表示/違反報告)
Natsumi(プロフ) - まだ話は終わってないですが、感動しました。いつなくなるかわからない愛されてる瞬間を一つも逃さず見つめるのに忙しい』という、セリフとても心にグッときました。このような作品を書いてくださり、ありがとうございす。これからも応援しています。 (2017年10月2日 22時) (レス) id: 0ebe569505 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2017年9月28日 17時
