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CY「平気。お前は傍に居て。本当に悪いけど二人は帰って。俺が呼ぶまで来ないで」
MT「あんたって子は・・・」
CY「ごめんね母さん」
母親は小さくため息をつくと顔を上げてAを見た。
MT「Aさん・・・この子をよろしくお願いします」
Aは慌てて母親の方に向き直ってもう一度深く頭を下げた。
「とんでもないです。申し訳ありません、チャニョルさんのお母さん、お姉さん」
ユラも一度伏せた目をあげてAを見た後チャニョルを見て
YR「お大事にしなさいよバカ弟」
CY「ん」
そうして二人は病室から出て行った。
BH「家族の修羅場に居合わせてごめんね〜ｗ俺も帰るぅ。ユラヌナ〜♡待って〜♡」
ベッキョンはAにウィンクするとすぐにドアから出て行った。
CY「忙しいヤツｗ」
チャニョルが笑った。
車いすをベッドの脇まで移動させるとチャニョルは車いすの手すりを掴んで立ち上がった。
Aが支えてベッドに横になる。
柔らかいベッドに体を預けてチャニョルがほっと息を吐く。
車いすを畳んで片付けて、布団を直してから傍にある椅子に座るA。
チャニョルは笑顔でAを見ていた。
「なんであんなこと言ったの？」
ぽつりとAが口を開く。
CY「ん？」
「心配して駆けつけたご家族に帰れだなんて」
伏せていた目を上げるA。
CY「お前といたいから」
チャニョルは即答した。
「ヨリ・・・」
CY「芸能人とファン。韓国人と日本人。障害だらけだなんてイヤってほどよくわかってるよ」
「・・・」
CY「でも俺はお前といたいし、お前に対する文句は聞きたくない。お前の耳に入れるのもいや」
「私は平気なのに」
Aは笑って見せた。
CY「平気そうな顔されるのもいや。平気なわけないだろばか」
「ヨリが傍に居て欲しいって思ってくれてれば、私はそれでいい」
Aがチャニョルの手を握った。
CY「今はしんどいこと考えたくない。復活してから全部受け止めるから」
Aの手を握り返してチャニョルが言う。
「ゆっくり休んで。無理はしないで。私のためなんかに」
CY「お前と俺の為だから、頑張れるんだよ」
「ばかヨリ」
CY「へへ」
しばらくして、チャニョルは眠ったようだった。
チャニョルの寝顔を見つめながら手を握っていたAもまたそのまま眠りに落ちた。
コンサート最終日の朝もマネージャーに起こされた二人。
連日ベッドで寝ていないAはすぐに立ち上がれずにいた。
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〜NAE〜(プロフ) - JMさん» ありがとうございます(´；ω；`)ｳｯ…ありがとうございます(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ 温かいお言葉にとっっても励まされます( ﾉД`)ｼｸｼｸ…これからもよろしくお願い致しますっっっ (2017年10月17日 22時) (
レス) id: b1ae71ac5c (このIDを非表示/違反報告)
JM(プロフ) - すごく面白いです。これからも更新楽しみにまってます！ (2017年10月17日 14時) (レス) id: e72fe5dfc5 (このIDを非表示/違反報告)
〜NAE〜(プロフ) - Natsumiさん» こちらこそコメントありがとうございました(´；ω；`) とてつもなく嬉しいお言葉をありがとうございます！これからも頑張りますのでよろしくお願い致します(´；ω；`) (2017年10月3日 6時) (レス) id: b1ae71ac5c (このIDを非表示/違反報告)
Natsumi(プロフ) - まだ話は終わってないですが、感動しました。いつなくなるかわからない愛されてる瞬間を一つも逃さず見つめるのに忙しい』という、セリフとても心にグッときました。このような作品を書いてくださり、ありがとうございす。これからも応援しています。 (2017年10月2日 22時) (レス) id: 0ebe569505 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2017年9月28日 17時
