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CY「・・大丈夫じゃない」
声も震えていた。
「手術は成功だったって言ってたしいつも通りの口がきけるし、大丈夫だよ」
CY「なんだそれ」
「傷を治すには時間がかかるよ。焦ってもいいことない。大丈夫」
腕を撫で下ろして手に触れるとぎゅっと手を繋いできたチャニョル。
CY「ちげーよばか」
「なによ」
CY「・・・お前に会えなくなってたかもしれないって思ったら、怖くて震えが止まんない」
「・・・」
Aは握られた手を握り返す。
CY「かっこ悪いよな俺」
「うん」
Aは即答した。
CY「お前な」
「そういうところ、大好き」
CY「え？」
「かっこ悪いところ、大好きだよヨリ」
CY「な・・」
そっぽを向いていた顔を見せて驚いた様子のチャニョルをAは見た。
「会えなくなってないから、余計な妄想で神経すり減らすな」
Aはにやりと笑って見せた。
CY「ぷっ・・」
「大丈夫。ね？」
チャニョルの左手を両手で包み込むA。
CY「ん」
チャニョルの震えが収まった。
「じゃあちゃんと寝て。いい？」
ポンポンと左手を叩いて離そうとするA。
CY「こっちくれば？」
離れようとする手を掴み直すチャニョル。
「病院のベッドで添い寝していいのは患者がベイビーちゃんの時だけだよ」
CY「なんだよそれ」
「こんなバカでかいベイビーちゃんはいないからおとなしく一人寝しろ」
CY「言い方」
「ちゃんとここにいるから」
CY「うん」
「安心して寝やがれ」
CY「おい」
そっと手を離して、Aは簡易ベッドに戻った。
安心したのはAも同じようで、すぐにまた眠りに落ちた。
その寝顔を見つめて、チャニョルも静かに眠りに落ちたのだった。
BH「やー！まさか本当に出演許可降りるとはなー。体だけは丈夫だったなーチャニョル」
「でかいだけじゃなくて頑丈でよかったね、ヨリ」
打ち合わせを考慮して早くに迎えに来たベッキョンとすっかり調子を取り戻したA。
自ら車いすに移動して出る準備が整ったチャニョルの両側からベッキョンとAがにっこり笑って言った。
CY「お前らほんとに俺の親友と恋人？」
BH「うん☆」
「うん☆」
昨夜の数分が初対面だというのが嘘のようなシンクロ具合だ。
CY「シニタイ」
BH「黙れ。さーいくぞー」
ベッキョンが嬉しそうに車いすの押手を掴んだ。
「がんばってねー」
二人を見送るように手をひらひらと振るA。
CY「あれ、お前は？」
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〜NAE〜(プロフ) - JMさん» ありがとうございます(´；ω；`)ｳｯ…ありがとうございます(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ 温かいお言葉にとっっても励まされます( ﾉД`)ｼｸｼｸ…これからもよろしくお願い致しますっっっ (2017年10月17日 22時) (
レス) id: b1ae71ac5c (このIDを非表示/違反報告)
JM(プロフ) - すごく面白いです。これからも更新楽しみにまってます！ (2017年10月17日 14時) (レス) id: e72fe5dfc5 (このIDを非表示/違反報告)
〜NAE〜(プロフ) - Natsumiさん» こちらこそコメントありがとうございました(´；ω；`) とてつもなく嬉しいお言葉をありがとうございます！これからも頑張りますのでよろしくお願い致します(´；ω；`) (2017年10月3日 6時) (レス) id: b1ae71ac5c (このIDを非表示/違反報告)
Natsumi(プロフ) - まだ話は終わってないですが、感動しました。いつなくなるかわからない愛されてる瞬間を一つも逃さず見つめるのに忙しい』という、セリフとても心にグッときました。このような作品を書いてくださり、ありがとうございす。これからも応援しています。 (2017年10月2日 22時) (レス) id: 0ebe569505 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2017年9月28日 17時
