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ベッキョンも帰って行った。
しばらくしてマネージャーが戻ってきた。
MJ「一応許可はもらった、ってなんだ、簡易ベッドまで用意させたのか？」
ベッドで眠っているAを一瞥してマネージャーが言った。
CY「うん。こいつここにおいといてもいいでしょ？」
MJ「いいでしょ？ってそのつもりなんだろうが。知らないうちに彼女作った上に呼び寄せて、あげく事故とかお前俺を殺す気か」
CY「死にかけたの俺だけどね」
MJ「天罰、といいたいところだけど・・最終的な判断はお前の体調に任せるが本当に明日出るつもりなのか？」
CY「うん」
MJ「死んだら殺すからな」
CY「なんなん、それｗ」
MJ「とりあえずもう寝ろ。明日また話そう」
マネージャーはチャニョルをベッドに寝かせた。
CY「これから打ち合わせすんの？」
武骨な手で優しくベッドに寝かせてくれたマネージャーを見あげてチャニョルが言った。
MJ「編成変わるしステージの設定もあるからな。ま、いつものことだ。気にするな」
CY「ごめんね、ヒョン」
マネージャーがチャニョルの額に手を置いた。
MJ「顔は無傷だし、死ななかったから許してやる」
チャニョルがへらっと笑った。
CY「ありがと。おやすみ」
MJ「おう」
マネージャーは部屋の明かりを落として出て行った。
ベッドの中からAの寝顔を見つめるチャニョル。
「んん・・・」
CY(あの時、こいつに会いたいって思ったのは覚えてる)
「んー・・」
CY(一番酷いのは右腕。ギターは弾けない。頭はそんなに痛くない。足は軽傷。
喋ってても違和感はなかった。多分明日コンサートには出られる)
「んんー」
簡易ベッドの中でAが何度ももぞもぞ動いて唸る。
CY(良く動くな、寝辛いのか？・・・・・もし打ち所が悪かったら、もうこいつに会えなくなってた・・)
事故の瞬間、Aの顔を思い浮かべていた自分を思い出すチャニョル。
CY(やべっ 今頃震えてきた)
ガタガタと収まらない震えを押さえられず固く目をつぶるチャニョル。
CY「ぅ・・・」
「ん？・・ヨリ？」
Aがとうとう目を覚ました。
CY「起きんなよ。寝てろ」
「どうしたの？どこか痛い？」
簡易ベッドが軋む音がする。
CY「違う」
Aは起き出してチャニョルの傍に来た。
「震えてるじゃん」
CY「こっちくんな」
そっぽを向くチャニョル。
「どうしたの？大丈夫？」
左腕にそっと触れるA。震えが伝わって来た。
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〜NAE〜(プロフ) - JMさん» ありがとうございます(´；ω；`)ｳｯ…ありがとうございます(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ 温かいお言葉にとっっても励まされます( ﾉД`)ｼｸｼｸ…これからもよろしくお願い致しますっっっ (2017年10月17日 22時) (
レス) id: b1ae71ac5c (このIDを非表示/違反報告)
JM(プロフ) - すごく面白いです。これからも更新楽しみにまってます！ (2017年10月17日 14時) (レス) id: e72fe5dfc5 (このIDを非表示/違反報告)
〜NAE〜(プロフ) - Natsumiさん» こちらこそコメントありがとうございました(´；ω；`) とてつもなく嬉しいお言葉をありがとうございます！これからも頑張りますのでよろしくお願い致します(´；ω；`) (2017年10月3日 6時) (レス) id: b1ae71ac5c (このIDを非表示/違反報告)
Natsumi(プロフ) - まだ話は終わってないですが、感動しました。いつなくなるかわからない愛されてる瞬間を一つも逃さず見つめるのに忙しい』という、セリフとても心にグッときました。このような作品を書いてくださり、ありがとうございす。これからも応援しています。 (2017年10月2日 22時) (レス) id: 0ebe569505 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2017年9月28日 17時
