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CY「まぁ次までにちゃんとしたの用意しておくからｗ」
チャニョルはケラケラと笑った。
Aは薬指には大きすぎる指輪を外して親指にはめた。
「これでいい。ここならぴったり」
指輪を見ているAの顔は綻んでいた。
CY「可愛い事すんなよー！！！」
チャニョルがガバッとAを抱き締めた。
「可愛い事なんかしてないっ離せバカ男！」
チャニョルのお腹の当たりを全然力を込めずに叩くA。
CY「あー、帰りたくない！とりあえず一晩だけでいいからここに居たい！」
「最終の飛行機に乗らなかったらもう二度と会わないから」
CY「鬼畜っっ」
そう言いながらベンチから立ち上がるチャニョル。
Aの手を取って立ち上がらせる。
CY「これからよろしくな、A」
「うん・・・よろしくチャニョル」
こっそり耳打ちでチャニョルの名前を呼ぶAだった。
搭乗口まで見送りについていくAだったが、チャニョルと距離を置いて後ろをついていくように歩いていた。
本当は手を繋いで歩きたい。
チャニョルはサングラスの奥からこっそり後ろを見る。
視線に気付くAはその度にそっぽを向いて前を向けと手を振った。
CY(物わかりが良すぎるって・・・結構ツライ)
しかし自分の事を想ってくれていることが痛いほど伝わるチャニョルは歯を食いしばって知らん顔で歩く。
出国審査をパスしてガラスの向こうに行ってから、周りに誰もいない事を確認してチャニョルはサングラスをズラした目でAを振り返った。
親指に指輪をした手をひらひらと振ってAは微笑んでいた。
CY(あいつあんなに可愛かったっけ)
チャニョルは目頭が熱くなるのを感じた。
視線だけで挨拶を交わして、チャニョルは韓国へと帰って行った。
深夜に帰宅したチャニョルを待ち構えていたのは仁王立ちのジュンミョンだった。
幸せと悲しみと恐ろしさを一晩に味わって、疲れ切ったチャニョルが自分のベッドにやっとの思いでたどり着く。
BH「上手くいった？」
向かいのベッドから親友の声がした。
CY「おう。お前にどんな顔して会ったらいいかわからんって怒られたｗ」
チャニョルはこみ上げてくる笑いをそのままに答える。
BH「なんだよそれｗ余計な話してんじゃねぇよｗ」
CY「サンキューな、お前のおかげ」
BH「がんばれよ」
CY「おう」
お気に入りの指輪がなくなった手を嬉しそうに見つめているうちに、チャニョルは眠りに落ちていった。
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〜NAE〜(プロフ) - ソルチェさん» ご指摘ありがとうございます。申し訳ありませんm(。_。;))m ペコペコ… 頑張ります＞＜。 (2017年9月29日 22時) (
レス) id: b1ae71ac5c (このIDを非表示/違反報告)
ソルチェ(プロフ) - こんばんは！読ませていただきましたが、韓国語が所々間違ってますよ(´･_･`)頑張ってください！！ (2017年9月29日 19時) (レス) id: 98411529b2 (このIDを非表示/違反報告)
〜NAE〜(プロフ) - yoengmiさん» とんでもない！気に留めて下さってありがとうございます＞＜。良き妄想が浮かびましたらギョンスさんの物語にも是非着手したいと思っておりますので、その時はよろしくお願い致しますっっ コメントありがとうございました(*´∇`)ﾉ (2017年9月24日 20時) (レス) id: b1ae71ac5c (このIDを非表示/違反報告)
yoengmi(プロフ) - そうだったんですね〜(T . T)いえいえ！私もすみません(T . T)気になったので読もうと思ったら名前が無くてキャーーって1人でなってしまって（笑）わざわざお返事ありがとうございました(^_^) (2017年9月24日 18時) (レス) id: 5298463368 (このIDを非表示/違反報告)
〜NAE〜(プロフ) - yoengmiさん» コメントありがとうございます＞＜。申し訳ありません；；今回の作品にギョンスさんは登場予定がございませんorz エンディングで全員登場するかもしれませんが・・・。申し訳ありませんorzご容赦下さいませっっ (2017年9月24日 18時) (レス) id: b1ae71ac5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2017年9月19日 17時
