SHINE. (ページ17)

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ーミョンホ sideー

JN「ほら、お肉焼けたから食べて～」

「いただきます!」

サムギョプサルが焼ける音と匂い程いい物はない
それは目の前の人も一緒みたいで、ジュニヒョンの言葉がよーいどんかのように口に肉を詰め込み始めた

ジュニヒョンはニコニコしながらいっぱいお食べ～って言ってるけど、確かこの人の方が年上だった気がする

JN「美味しそうに食べるね」

「お肉は命ですから(?)」

JN「お弁当も美味しいけど、ちゃんとこうやってご飯も食べないとね」

「ありがとうございます、なにからなにまで」

MH「あ、それ」

「!!かっっっら!!!!」

美味しいと幸せそうな顔がみるみるうちに歪んでしまった
元凶のヒョンはにこやかな顔で彼女が火を噴いたスープを飲んでる
ジュニヒョンの辛さレベルが世界標準じゃないことを分かってほしい。この間スングァニも餌食になってた

このヒョンもコミュ力お化けな時があるけど、この人もそれなりにコミュニケーションが取れそうな人
僕が何となく雰囲気を重くしてるって思っていても、気にしてない“ふり”がうまい
それも嫌な感じじゃなくて、気まずくても居づらくはない感じ

「はぁ、死ぬかと思った...」

MH「口に、付いてます(唐辛子)」

「え?(ﾊﾟｸ)」

MH「あ、」

「!!」

あーあ、また悶え始めちゃったよ
けど無意識に表情が緩んでいるのは自分でも感じてて、隣でジュニヒョンがにやにやしながら見てきたから
空いてる口に肉を詰め込んでやった

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「ご馳走様でした!本当に美味しかったです!(激辛スープ以外)」

JN「明日はヒポチレッスンだよね?ゆっくり休んで頑張ってね」

「はい、THE8さんもありがとうございました」

MH「はい、気を付けて」

ヒョンが事務所まで送っていくと言ったけど、食べ過ぎ多分歩いて運動するって言って
僕達に背を向けて歩いて行ってしまったあの人

JN「はー、いい人だったね」

MH「まぁ、そうですね」

JN「僕的には凄く楽しそうだったけど?」

MH「ヒョン、もしかして狙って今日誘った?」

JN「さぁ?どうだろうね～」

あぁこのヒョンは、みんなが思ってるよりも計算高いことを忘れていた