PIECE610 ページ43
ぐるっ...
あたりを見渡せば、
残党はほぼおらず、
海兵と中心核のみがそこにいた。
そして、
ひとつわかったことは、
もうここに....
エースはいないという。
悲しい事実。
かろうじて見えたものは、
初めて会った時と同じ、
太陽のような笑顔だった。
ピタ....
彼の頬に手を寄せる
彼がそうしてくれたように、
だが、
.....！
冷たい肌の感触に、
目がさめる
そしてふと、
自分の身体を見れば.....
自分のものでない真っ赤な血。
Aは、
ぁあ....
ああ.......ぁ.....
壊れた。
アアアアアア.....！！！！
プツッ、__________
ゴゴゴゴゴォ....！！
「「！！？？」」
バタッ
バタッバタ....
ひとり、
またひとりと。
人々は倒れゆく。
戦場に残るは、
三大将、元帥、
そして、赤髪のシャンクス。
たった、五人。
____________ぐっ.....
センゴク「あの娘がこれを....？
そんなバカな....
あの娘があの実を食べたのは、
"偶然"ではなかったと....！？」
センゴクは叫ぶ。
目の前の現実を、
受け止められずに、
だが、
これは.....現実だ。
赤髪「......」
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作者名：ペンペン2
| 作成日時：2018年8月25日 14時
